ブログ 〔 マニアック放言録 〕
2010.11.28
英語版、順調なアクセスの伸び
英語版が、開設以来のユーザー数100(16カ国)、セッション(アクセス)数300、閲覧ページ数1000に到達した。
英語版サイトをいろいろ検索していると、VF-2SS バルキリーⅡの変形モデルに対する要望があちこちで見つかる。
つくづく、ナゼ日本の各模型メーカーが、このメカデザイン最高傑作のモデル化に取り組まないのか、不思議でならない。
誰か、理由を知っていたら教えてほしい。
私の個人的見解だと、模型メーカーの経営者はじめ、企画開発する社員らが、
① 本人達が模型マニアではない (アニメオタク ≠ 模型マニア : 本サイト本編記事参照)
② 本人達がマクロスⅡを知らない (又は、アニメファンの論理から、メカを純粋に判断できない)
③ 本人達が顧客(模型マニア)に目を向けていない (潜在需要を汲み取り応える、意思や力がない)
などの理由を想像している。
最悪なシナリオが、『青(バルキリーⅡ)は藍(初代バルキリー)より出でて、藍より青し(メカデザインとして優れている)』
という状況に対する、現在の著作権力者らの「いやがらせ」である。
他者の優れたものを「優れている」と認めることは、自分が劣っていることを認めることになるからだ。
ただ、本編でも述べているように、初代バルキリーを設計し世に送り出した業績は何ら色褪せるものではないし、
バルキリーⅡを不自然な形で闇に葬り去ろうとする姿勢(客観的にそう見える)の方が、みっともなく恥ずかしい。
しかし、つい最近シリーズが完結した『マクロスクロニクル』には、分け隔てなく「マクロスⅡ」も掲載されていたので、
決してそんな悪意がある訳ではないと信じたい。
このような疑惑を払拭するには、現在の最高技術でバルキリーⅡを各スケールで完全変形モデル化することである。
それ以外にはない。現在は、大河原邦彦氏のメカデザインを、カトキハジメ氏にリファイン(デザイン変更)させてプラモデル化するくらいなのだから、バルキリーⅡを復活させることくらい、常識や商業道徳に照らして何の問題も無いはずだ。
VF-2SS バルキリーⅡは、日本のアニメ文化が生み出したメカデザインの『至宝』である。
何故その事実を真摯に受け止め、世界のマクロスファンや模型ファンの期待に応えようとしないのか。
その理由が私には分からない。
各模型メーカーにも、数年前から何度か繰り返しVF-2SS バルキリーⅡのモデル化をリクエストしているが、
一体どのように受け取ってくれているのだろうか。毎度、ありきたりの事務的返答しか返ってこない。
我々模型ファンに対する、模型メーカーとしての使命・責任・存在意義のことを考えれば、答えは一つしかないはずなのに。
皆さんはどう思われますか。