ブログ 〔 マニアック放言録 〕
2016.06.06
「あしゅ」のセンターに思う
ご存知、「あしゅ」こと齋藤飛鳥(⇒)。
今朝のTV-Tokyo『乃木坂工事中』で、乃木坂46の15thシングルのセンターに抜擢されたと放映された。
客観的に見て、乃木坂46の看板は白石、西野、橋本、生田、衛藤、星野、若月、高山、生駒、松村、桜井らなのだが、十福神(フォーメーションの1・2列目)が発表されている段階でふと、「白石、西野、橋本、衛藤はアイドルにしては“お姉さん”過ぎる」と感じた。
後輩の「欅坂46」、結成ホヤホヤの「けやき坂46」、これからの乃木坂3期生などを考えると、デビュー5年目の乃木坂46は、主力メンバーがもう完全にお姉さんで、もちろん魅力的で大好きだが、アイドル・ユニットとしては破壊力が弱まっているのも事実。
お姉さんたちの背中ばかり見ていると、いつの間にか星野やあしゅ(飛鳥)もお姉さんになってしまう。
芸能界は人気商売なので、“旬”を逸しないことが何より重要。
運営側がどう思っているか知る由はないが、最近人気急上昇中のあしゅをセンターに抜擢したのは、
AKB48グループが手こずっている、中心メンバーの若返りを一気に行うショック療法なのではないか。
私個人は、あしゅよりみなみ(星野)派なので、みなみが3列目というのは非常に残念だが、
あしゅほど個性が強ければ、欅坂46のてちこ(平手)ともタイマン張れるかもだ。
あしゅがセンターに立ち、両脇を白石・西野、橋本・生田が固めれば、ビジュアルも人気も盤石にしつつ、
若く新しいファンを取り込み、グループとしての新鮮味を演出することもできる。話題性も十分。
パフォーマンスを見るまで予断は許さないが、運営側の“奇襲作戦”は、大きく功を奏するに違いない。
西野がセンターから外れ、あしゅが最後に呼ばれた時、「やはり、そうきたか」と運営側の手腕に感心した。
最近の例に例えると、『スターウォーズ・フォースの覚醒』より仕掛けの完成度が高い。
一つ残念なのは、井上小百合が選抜落ちをしたこと。
個人的には、小百合、ちはる(斎藤)、純奈(伊藤)を選抜に欲しい。