VF-2SS メカ画稿
大畑晃一氏により洗練化された機体デザイン
藤田一己氏によるVF-XSの基本設計を、大畑晃一氏がヒーロー然とした姿に整えた画稿です。全体のプロポーションはそのままVF-XSが踏襲されています。藤田バルキリーとしてのDNAが、しっかりと受け継がれている訳です。
一方、ゼントラーディ的意匠だった斑紋模様は、胸と足のラインに象徴されるように、直線基調に変更されています。これは初代バルキリーからの連続性を演出したものでしょうが、結果的に藤田バルキリーをロボットヒーローへと洗練化することに成功しました。
同時に、本機体のアイキャッチ的役割も果たしており、ここにカラーバリエーションを付けることで、まるで戦隊ヒーロー物かのようなラインナップが構成できます。アニメでは赤・青・黄・緑の4色が設定されていますが、黒ボディに白ラインなどのカラーリングがあっても面白いと思います。ステルス戦闘機のようなイメージです。