ブログ 〔 マニアック放言録 〕

2017.07.03

1/100 VF-2SS 予約開始!

遂にこの日がやってきた。
本日7月3日、全国のショップで予約受付が開始された。

昨年秋の「魂ネイション2016」(11月20日のブログ参照)で試作品が公開されて約8箇月。
世界一のキャラクター玩具メーカーBANDAIから、世界中のロボット・ファン待望の本丸モデル、
1/100, HI-METAL R, VF-2SS バルキリーⅡ が発売(2017年11月予定)となる。

製品名称は『HI-METAL R VF-2SS バルキリーII +SAP (シルビー・ジーナ機)』、
試作品の初公開から1年後の製品発売という訳だ。何とかアニメ公開25周年に間に合った形だ。

写真で見るだけでも、メカデザインの完成度と可変模型としての完成度は空前絶後と言っていい。
発売までは、メーカー(及びショップ)が公表している写真でその素晴らしさを堪能してほしい。





私が当ファンサイトを2010年に立ち上げた時、物好きでマニアックな変人のサイトとばかりに扱われていたが、
こうしてVF-2SSが、広く公開・流通される 3D造形物 (しかも可変で大量生産の工業製品)として眼前に現れると、
もともと造形デザインの審美眼を持たない一般大衆でも、私の主張してきたバルキリーⅡの素晴らしさ、
正に、「幻のメカデザイン最高傑作」 という標語の真意、その適切な評価がやっと理解されることだろう。

予約受付日に、ほぼどのショップも予約完売状態なので、まだ予約していない方は急ぐべし。
もしくは、発売の11月にビックカメラやヨドバシカメラなど、大手量販店に足を運んで購入するかだ。

2016.11.20

本丸‼ バンダイ製バルキリーⅡ

今日は当サイトの主役である「VF-2SS バルキリーⅡ」の話題。

2016年、EVOLUTION-TOY(エボリューショントイ)から1/60のVF-2SSが3色発売されたが、
初の完成品フル変形モデルという意義を差し引けば、作品として極めて残念な出来だった。
造形上の不備は発売前の写真からも明らかで、詳細は昨年10月のブログで検証している。
そう言いながらも、私は3色全てのモデルを購入した。だって、バルキリーⅡマニアだから。

やはり、フル変形モデルの本丸は、バンダイの手になる 1/100 HI-METAL R シリーズだ。
バンダイの良心と技術力への期待が、バルキリーⅡマニアにとって唯一にして最後の希望だ。

Bandai_VF-2SS

昨年の「魂ネイション2015」では、ノーマルタイプとSAP装着型のバトロイド(試作品)が初公開された。
しかし、写真撮影禁止の参考出品だったため、モデルの詳細情報は一切謎のままだった。
まさかバルキリーⅡが展示されるとは思わなかったので、私自身の目で確かめる機会を逸した。

そして1年後、今秋の「魂ネイション2016」で、ノーマルタイプのバトロイドとファイター(試作品)が公開された。
今年は海外出張のため、再び私自身は参加できなかったが、バンダイのブログで作品の写真(上)が紹介されている。

展示状態を撮影した写真を見るだけでも、さすが本丸のバンダイ製作品だけあって、
エボルーショントイで私が指摘した数箇所の問題点も、全く意に介さない品質であると見て取れる。
かつて、プロポーション抜群の1/100可変ノーマルタイプ(差替え変形)を試作しただけのことはある。

試作品の写真が堂々とウェブで公開されたことや、現時点での造形の完成度などから判断し、
バルキリーⅡの生誕25周年である2017年には、商品化される可能性が非常に高い。
現在のHI-METAL Rのラインナップからしても、順当に行けば次はバルキリーⅡだろう。

つまり、志半ばでプロジェクトを投げ出した、四半世紀にわたるバンダイの「黒歴史」が幕を閉じる日も近い。

そう、マクロス史上における本当の「黒歴史」とは、『マクロスⅡ』の物語を言っているのではなく、
バルキリーⅡノーマルタイプの可変モデルを商品化しなかった、バンダイの歴史の暗部のことなのだ。

2015.11.02

HI-METAL R VF-2SSに期待

10月30日から11月1日まで、秋葉原で「魂ネイション」が開催された。
私は所用で東京を離れたため、参加することはできなかった。

私以外に世界であと唯一人、「VF-2SS ノーマルタイプ」に特化したウェブサイトを
運営するアメリカの友人から、「魂ネイション」に関する連絡があった。

何と、「HI-METAL R」のブースの中に、我らが「バルキリーⅡ VF-2SS」の
ノーマルタイプ&SAP装着型の可変(?)フィギュアが展示されていたとのこと。

参考出品ということらしく、作品の写真撮影がNGだったせいか、
詳細はまだ一切ネット上にも発見することはできない。直接参加できなかったので、
製品の完成度を知る由は無いが、VF-2SSファンにとっては何とも嬉しいニュースだ。

正式に発表されるまでは、展示ブースそのものの写真で、胸を躍らせて頂きたい。
もちろん、製品化が確定した訳ではないので、ぬか喜びする訳にはいかない。

バンダイは、全てのバルキリーを1/100可変フィギュアで製品化すると断言しておきながら、
ファンやコレクターに何も告げず、勝手にシリーズを変更し、さらには休止してしまった過去がある。

そのはるか昔、1992年には「VF-2SS ノーマルタイプ」の可変プラモデルを試作しておきながら、
製品化したのはSAP装着型だけだったという、ファンを大きく失望させた過去がある。

また、前回のブログでエボリューション・トイの造形上の不備を指摘したように、
VF-2SSの優れたメカデザインを忠実、もしくは一層洗練させて3D造形化を図り、
製品⇒商品として我々熱烈なVF-2SSファンの手に渡るまで、予断を許さない。

バルキリーⅡVF-2SS の生誕25周年の2017年には、是非発売して欲しいものである。
バンダイには何度も失望させられているが、微かな期待を抱くこととしよう。

2015.10.18

発売間近1/60バルキリーII

メーカーの「エボリューション・トイ」が、1/60完全変形バルキリーIIの試作品写真を更新した。
http://evolution-toy.com/products/vm01_vf2ss_s.html

また、ショップの一つである「でじたみん」もブログで数多くの新しい写真を紹介している。
http://ameblo.jp/digitamin/entry-12085022976.html

その中で気になった点がある。
当サイトに親しまれている方なら、直ぐ違和感を抱かれたのではないだろうか。

バンダイのプラモデルや、烈風のガレージキットは、設定デザインを忠実に再現造形している。
その点、エボリューション・トイの作品は残念だ。下記の比較写真を見ていただいたら一目瞭然。

① 胸の上部に突き出したアーマーが高すぎる(頭頂と同じ高さになっている)し、余計な固定用突起がある。
② 背中のバックパックの位置が低すぎる(左右のブースターが前から見えない)。



エボリューション・トイに一応その旨を連絡したが、今からでは何を言っても遅すぎるはず。
大畑晃一氏の監修を受けたのであれば、こんなプロポーションでは通らないはずなのだが。
写真撮影時のポーズ設定の不備だと信じたい。

いずれにしろ、製品版の完成が楽しみだ。

2015.04.28

遂に完全変形モデル登場か !?

米国の友人から、ホットニュースが飛び込んできた。
本サイトの主役:バルキリーⅡの模型情報。
4月14日に行われた宮沢模型展示会にて、遂に完全変形モデルの告知がなされた。

友人もインターネットで知ったとのことで、サイトは下記リンク。
TAG hobby.com

内容が内容なので、掲載写真を無断掲載させていただく。
価格からして、スケールは1/100でなく、たぶん1/60位かも。大きいのが少し残念。
しかし、一度モデル化されたら認知が高まるため、1/100へも波及することを祈るのみ。

続きを読む

2013.01.27

もう成人してしまった…

本サイトを開設したのが2010年10月。

その頃は、2012年のバルキリーⅡ成人式までに、
完全変形モデルのリリースが実現すると信じていた。

一時期はバンダイが全バルキリーをリリースすると
大々的に謳っていたからだが、大言壮語だったようだ。

バンダイは、企業として問題があるのではないか?
事業運営が無責任すぎる。責任の所在を知りたいな。

ちなみに、TRFも昨年が結成20周年らしい。
バルキリーⅡと同い年だ。未だによく頑張っている。

次は、25才時をターゲットにしようか。
5年以内には年とか新しい展開に持って行きたいな。

2012.08.19

フル開閉『Jota SVR』遂に発売!!!

実は、数年前から私自身が深く関わっている某モデルカーメーカーから、
遂にフル開閉の Lamborghini Jota SVR が発売となった。史上初の快挙である。

別のメーカー(欧州)が初めて1/43レジン製でプロポーションモデルのJota SVRを発売した際、
Jota SVRをメーカーにリクエストしたショップに対し、私も一緒にリクエストしていた関係で、
開閉しないプロポーションモデルであっても、当時としては画期的な出来事だった。

その後、日本のダイキャスト製メーカーがリアカウルだけ開くJota SVRを企画・発表した際、
それをスクープ報道した某外車専門誌に、Jota SVRファンとしての私のコメントが掲載された。
ただし、このメーカーに私は直接的関係は持っていない。今でも人気の良くできたモデルである。

先述の欧州メーカーは、その後でオリジナルJotaをレジン製フル開閉モデルにて発売した。
しかし、その後一向にJota SVRのフル開閉モデルが発売される気配はなかった。

そうしているうちに、先述の日本メーカーが1/18ダイキャスト製モデルでフル開閉Jota SVRを発売した。
1/18なら、ダイキャスト製でも完成度の高いフル開閉モデルを製作できるが、
1/43となると、ダイキャスト製はもちろん、レジン製でも開閉部がピッタリ合うモデルは難しい。

今回の某メーカーは、私が応援しているだけあって、その辺は高い技術を持っている。
唯一難点は、ホイールのエッチングパーツが扁平すぎて、少々リアリティーを欠くところ。
そこだけ目をつぶれば、他は全てにおいて最高の完成度を見せている。期待通り!!

約二十年前、英国の有名なショップにJota SVRのリクエストをしたことがある。
当時は知らなかったのだが、たった一台の実車はずっと日本に生息していたため、
そもそもレース車主体の欧州市場でのショップ店員が、Jota SVRを知る由はなかった。

私は直接メーカーにもアクションを起こしており、素晴らしいレジンモデルを発売していたHeco社や、
個性的なコンセプトカー系モデルを発売していたAlezan社にも書面でJota SVRをリクエストした。
いずれも、「この車には興味がない」とお断りの返事だった。

一方で、改造を得意とする個人モデラーとの縁があり、私が欧州駐在を終える前に、
彼に超貴重・高額のレ・フェニックスのホワイトメタル製ミウラキットを預け、
ワンオフ改造作品として、Jota SVRを製作してもらうことにしていた。
(その後いろいろあって、彼のプロジェクトは実現されずに終わったが)

当時はまだ、イタリアの某社がまだランボルギーニを一台もリリースしていなかった時代である。
数日前の、高い完成度をもったレジン製フル開閉Jota SVRの姿に、隔世の感をおぼえる。

時は流れる。時代は変わる。
高い志と強い信念をもって行動し続ければ、夢は実現するということだ。

VF-2SS Valkyrie II も、そうあってほしいと切に願う限りである。

2012.08.05

BANDAI フィギュアは何故カッコ悪いのか !?

皆さんはロボットファン? それともヒーローファン?

つまり、大好きな領域はガンダムやバルキリー系?
それとも、ウルトラマンや仮面ライダー、バットマンやスターウォーズ系?

(私の “本業” 趣味は『1/43精密モデルカー』なれど、
それが他の趣味より群を抜いて深く広く充実しているからで、
実は他にも、いろいろなジャンルが趣味範囲に入っている)

皆さんはお気づきだろうか?
ロボット系とヒーロー系、その3D造形において両者を隔てる分厚い壁!!

ロボット系3D模型ファンなら、漠然とでもお気づきだろう。
BANDAIをはじめとする殆どのメーカーのヒーローフィギュアが、
何故あんなにアンバランスで、カッコ悪いのかを!!

戦うヒーローを造形しながらも、原型師に武術や格闘技の心得が無いためだ。
つまり、骨格や筋肉など、“戦う人体”のことが全く分かってない

分かりやすい例だと、肩幅が広い、胸板が厚い、腹筋が締まっているなど、
戦闘に優れた体つきは、人体としても発達した姿であり、
それが人間の本能に根付いた美意識によって、「カッコ良い」と感じられる。

女性フィギュアだと、女性として発達した姿が当たり前に造形されており、
魅力的なキャラクターフィギュアのプロポーションにはこの事実が如実に表れている。

しかし、女性フィギュアの殆どは生身の人間であるため認知しやすいのだが、
戦うヒーローの体形は、表面的な色や造形、典型的な部位の筋肉などに意識がとられ、
筋肉以上に “力学的な観点から非常に重要な部分”が見落とされている。

武術や格闘技をやっている人なら当然知っている事実。
そして、ロボット系の3D造形物に親しみのある人なら、何となく感じているはず。

そう、
第一に 『膝下の長さ』 、つまり太もも部分より、膝から下が長いこと。
第二に 『前腕の長さ』 、膝下同様に、先端側の前腕が短くないこと。
第三に 『背筋の強さ』 、つまり背筋が柔らかく強じんであること。

素人はすぐに大胸筋と三角筋に力点を置くが、
それはボディービル系の訓練をした体であり、
武術・格闘技系の戦う体なら(太ももと腰もだが)背筋が重要である。

ただ、それ以上に重要なのが、膝下(前腕も)の長さ。

BANDAIのウルトラマンや仮面ライダー、戦隊ヒーロー物、
また、タカラトミーのミクロマンなどを見てほしい。
必ずと言っていいほど、膝下が短い。致命的である。
いくら他の造形や上半身を凝ってみたところで、
膝下が短いと戦闘者の体形とはならない。

膝下が長いプロポーションだなんて、ロボットでは当たり前でしょ。
マジンガーZの昔から、もともとそういうプロポーションで作画されてきたからだろう。

一方、ヒーローたちはスーツアクターという現実の姿がある。
彼らの体形を忠実に再現しても、それは典型的な日本人体型を再現しただけのことであり、
格闘に秀でた架空の戦闘者を造形するのであれば、その理想形を具現化しなければ。

膝下が短いと、真っ直ぐ立つだけでも重心位置は不利な状態となり、
必然的に、どんな戦闘ポーズを取らせても “絶対に” カッコ良くはならない。

フィギュアの原型師なら、もっと「人間」や「人体」に造詣が深くなくては、プロなんだから。
もっと本業に携わる者として、しっかりと責任感を持って臨んでほしいものだ。

2012.06.03

光を当てたいロボットは他にもある!!!

年月が経っても頻繁にメディアに取り上げられるロボットと、
優れたデザインでありながら殆ど取り上げられないロボット、
その違いな何なのだろうか。

新作プラモになって繰返しメディアに登場したからといって、
それは実は情報発信者(メーカーの開発担当者等)の限定的知識や好みのせいでしかなく、
情報の受け手(雑誌の読者やモデルの購買者)側は、決して歓迎していないのかもよ。

それだけ、情報発信の風上に立つ者の責任は重大だってこと。
メーカーや編集者は、そういう自覚があるのかな?

私が気になっているロボットは、決してバルキリーⅡだけではない。
初代のダンガイオーやゼオライマーなどは、個性的且つバランスの取れた、
ロボットデザイン史に名を残して然るべきメカだと確信する。

幸い、リボルテックなどの可動トイとして近年リリースもされ、まずまずの扱い。

カトキハジメ氏のデザインでいくと、「S」や「V」のガンダムシリーズも良いけれど、
私は初代ヒュッケバインに大いなる存在価値を見出している。

何と言っても、ガンダム的フォルムでありながら、ガンダムとは一線を画す趣が魅力的。
ここ数年、ガンダムや敵役でそれっぽい趣のメカが登場してきてはいるが、
いずれも主役じゃないから、わざとカッコ悪くデザインされており、格が落ちてしまう。

ヒュッケバインは、バンプレスト等から1/144でそこそこ数と種類が出ているので、
メジャー路線に乗ることに成功した部類だな。まあ、ゲームの力なのだろうね。

今日の本題は、実は全く別のロボットのこと。
昔々、たぶん電撃ホビー誌がまだ無かった頃、ホビージャパン誌で2度ほど紹介された、はず。
記憶は定かでないが、コードギアスのナイトメアみたいに、又はドラグナーのリフターみたいに、
立ち姿のままで前方に飛行するタイプの翼を肩に背負ったロボット。

思い当たる方は居るだろうか。

ホビージャパンを切り抜きして、どこかのファイルには綴じてあるので、
根性を入れて探しにかかれば、確かな情報は出てくるのだが、当分探すのは厳しいな。

最近の色々なロボットデザインを見ていると、そのメカにも光を当てたいという衝動が湧きおこってきた。

私が好きなデザインなのだから、バルキリーⅡが好きで当サイトを訪れてくださる皆さんなら、
どちらかというと“好きなロボットの部類”に入るのではなかろうか。

いつか、当サイト内で紹介してみようっと。

2012.06.02

4カ月ぶりのブログです。

あっという間に、前回のブログから4カ月経ってしまいました。

今日、我らがバルキリーⅡファンサイトへアクセスしていただいたユーザー数が
ピッタシ「3,700名」になりました。 感謝!! 感謝!!

ちなみに、訪問数は「約6,200」、ページビュー数は「約23,000」です。 感謝!! 感謝!!

ただ、頻繁にアクセスしてくださるリピーターの方々がいらっしゃるものの、
私が内容を一向に追加更新していないのが、本当に申し訳ないです。

トピックスとしては、私自身保有していなかったコトブキヤ 1/72 レジンキットの
バルキリーⅡを数か月前に入手できたことが最新ニュースです。

これで、マクロスⅡの発売済みメカモデルは全て揃いました。

それはそうと、私が今結構はまっているのが、1/144戦闘機プラモです。
もとは、バルキリーファイターに関する関連知識を得るために買い始めましたが、
最近、このスケールで数多くの機種が再販され、ここぞとばかりに揃えています。

でも、何と言ってもロボットに変形する「バルキリー」に勝る戦闘機はありませんね。

数年前、バンダイは1/100で歴代バルキリーを全てモデル化すると息巻いていましたが、
結局いつの間にかシリーズ名が変更になり、新製品も発売されなくなってしまいました。

新シリーズを掲げても、最後までやり通さずに、直ぐに止めてしまうのはバンダイのお家芸ですね。
かなりシリーズが充実しているハイコンプロでさえ、肝心のストライクガンダムが製品化されていません。

ロボット魂でストライクダガーを出すのもいいですけど、きちっと欠番を埋めていきましょうよ。

それと、最近のロボット達を見るにつけ、やはりバルキリーⅡのシンプルさは秀逸だと再確認します。
こんなにカッコ良くて、機能性に優れたロボットは、この20年間本当に現れてきませんね。

バルキリーⅡも成人式なのに、バンダイは何も祝ってあげないのでしょうか。
困ったもんだ。一体、誰が親なんだろうか。

2010.11.28

英語版、順調なアクセスの伸び

英語版が、開設以来のユーザー数100(16カ国)セッション(アクセス)数300閲覧ページ数1000に到達した。

英語版サイトをいろいろ検索していると、VF-2SS バルキリーⅡの変形モデルに対する要望があちこちで見つかる。
つくづく、ナゼ日本の各模型メーカーが、このメカデザイン最高傑作のモデル化に取り組まないのか、不思議でならない。
誰か、理由を知っていたら教えてほしい。

私の個人的見解だと、模型メーカーの経営者はじめ、企画開発する社員らが、
① 本人達が模型マニアではない (アニメオタク ≠ 模型マニア : 本サイト本編記事参照)
② 本人達がマクロスⅡを知らない (又は、アニメファンの論理から、メカを純粋に判断できない)
③ 本人達が顧客(模型マニア)に目を向けていない (潜在需要を汲み取り応える、意思や力がない)
などの理由を想像している。

最悪なシナリオが、『青(バルキリーⅡ)は藍(初代バルキリー)より出でて、藍より青し(メカデザインとして優れている)
という状況に対する、現在の著作権力者らの「いやがらせ」である。

他者の優れたものを「優れている」と認めることは、自分が劣っていることを認めることになるからだ。
ただ、本編でも述べているように、初代バルキリーを設計し世に送り出した業績は何ら色褪せるものではないし、
バルキリーⅡを不自然な形で闇に葬り去ろうとする姿勢(客観的にそう見える)の方が、みっともなく恥ずかしい。

しかし、つい最近シリーズが完結した『マクロスクロニクル』には、分け隔てなく「マクロスⅡ」も掲載されていたので、
決してそんな悪意がある訳ではないと信じたい。

このような疑惑を払拭するには、現在の最高技術でバルキリーⅡを各スケールで完全変形モデル化することである。
それ以外にはない。現在は、大河原邦彦氏のメカデザインを、カトキハジメ氏にリファイン(デザイン変更)させてプラモデル化するくらいなのだから、バルキリーⅡを復活させることくらい、常識や商業道徳に照らして何の問題も無いはずだ。

VF-2SS バルキリーⅡは、日本のアニメ文化が生み出したメカデザインの『至宝』である。
何故その事実を真摯に受け止め、世界のマクロスファンや模型ファンの期待に応えようとしないのか。
その理由が私には分からない。

各模型メーカーにも、数年前から何度か繰り返しVF-2SS バルキリーⅡのモデル化をリクエストしているが、
一体どのように受け取ってくれているのだろうか。毎度、ありきたりの事務的返答しか返ってこない。

我々模型ファンに対する、模型メーカーとしての使命・責任・存在意義のことを考えれば、答えは一つしかないはずなのに。
皆さんはどう思われますか。

2010.11.11

セッション数が500を突破!!

昨日11月10日、セッション数(アクセス数)がきっかり500になった。まあ、大半は私の作業上のアクセスみたいだが。

ヤフーでも掲載されるようになったのに、ヤフーからのアクセスはほとんどない。まあ、バルキリーⅡに特化したサイトなので、上位に出現する場合はバルキリーⅡを特定できるキーワードでなければならないから、なかなかヒットしないのだろう。

もともとこのバルキリーⅡを知っていて、それらしいキーワードを入力する人自体、全国でもほんの一握りのはず。だからこそ、ファンの輪を全国に広げていきたいと本サイトを開設した。「未知」を「既知」にする活動は、いずれの分野いずれの場合も簡単ではない。かといって、内容の主軸やキーワードを「マクロスⅡ」にはしたくない。このアニメ作品は嫌いだから。

英語版は、「My Story」ページがあと数章の翻訳を残すのみ。それが完了したら、英語版のウィキペディアに外部リンク掲載する。英語版は日本語版とは違い至極まともで、複数のファンサイトもしっかりと外部リンクに掲載されている。

ウィキペディアの日本語版(日本の社会全般も)は体質が異常やね。内容を大切に扱っていない制作者(版権元)側が、自分の権利だけを振りかざす風がある。それ以前に、自分がやるべきことをしっかりやれ、自分の制作物を我が子のように愛せと言いたい。私のサイトなみの情報は、まず公式サイトでしっかりと展開するのが筋だろう。情けないと思わないのだろうか。

まあ、私と同じような志を持つ誰かが、日本版ウィキペディア「VF-2SS バルキリーⅡ」の外部リンク欄に、ファンサイトの項目を加えて、本サイトや他の面白いサイトを掲載してくれると、少し状況が改善する。実力行使ってこってす。

アニメ等の制作者側が作品を自分たちの財産ぶって、それを支えるファンを排除しようとする日本の体質はインターネット時代の進化に逆行している。そんなことだから、制作者側やそことつるんだバンダイらが、自分たちの利益だけのためにやりたいことをやり放題なのだろう。購入者の都合を無視して、バンダイもすぐにラインナップを変更していく。あれだけハイコンプロを押し出しておきながら、なぜ未だにSEED主役のストライクガンダムを製品化しないのか。

そんなこんなの風潮に、何とか風穴を開けたい。バンダイが何時まで経ってもまじめにバルキリーⅡに向き合わないのなら、制作者も含めて一切の権利や権限を放棄してもらい、バルキリーⅡを愛する世界のファンの手に獲得し、この最高傑作を様々なメディアや3D造形物として展開していきたい。そのためには、このサイトをご覧になっている方々の協力が必要。

Who is 「私」? -自己紹介-

1965(昭和40)年生まれの射手座A型、ありふれた日本人ビジネスマン。シンプルなラインで洗練されたデザインなどをこよなく愛す。

ロボットでは Zガンダム / 大張版ドラグナー / ダンガイオー、そしてVF-2SS バルキリーⅡ。ヒーローでは バットマン(映画版1&3) / イナズマン / 破裏拳ポリマー / ダースベイダー。

工業製品では70年代に日本を席巻したスーパーカー。実は1/43精密モデルカーの自称「世界屈指のコレクター」。本サイトとは別に、モデルカーの愉しみ方を伝えるウェブサイト『モデルカー学』全7章を2017年2月6日に開講(日本語部分のみ)した。

新進女優では平祐奈さんと広瀬すずさん。グループ歌手では乃木坂46と欅坂46。基本はハコ推しだが強いて言えば、星野みなみ、堀未央奈、佐々木琴子、高山一実、岩本蓮加、菅井友香、長濱ねる、守屋茜、渡邉理佐などが推しメン。ひらがなけやきも意外と好きで、推しは齊藤京子、加藤史帆、渡邊美穂、小坂菜緒ら。二期生が加わってひらがやけやきは大化けする予感。

2017年6月25日から英国ロンドンに駐在(19年振り)し、2018年6月7日に日本に帰任。ロンドンでの欧州見聞録は『モデルカー学』のブログとFacebookに掲載中。

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