ブログ 〔 マニアック放言録 〕

2018.07.03

『ハン・ソロ』、SW番外編鑑賞

商魂逞しいディズニー。金になるモノなら何でも使って商売にしてしまう浅ましさ。オリジナル本編9部作のラスト3部作復活に留まらず、サイドストーリー(スピンオフ?)を先の『ローグ・ワン』(過去ブログ参照)に続き今回は『ハン・ソロ』。いずれも、決して我々スターウォーズ・ファンが映画化を望んで製作された作品ではないはず。映画のコンテンツとして使えそうなネタだから利用したに過ぎない、と私は感じている。

しかし、それが「A STAR WARS STORY」である限り、私は初公開時に劇場に観に行く。『ハン・ソロ』も例外ではない。

東京在住時は、ららぽーと豊洲のユナイテッド・シネマで会員になり、金曜日に1000円で鑑賞していたが、高知ではロードショー館がTOHOシネマズ高知しかないので、ロンドンから高知へ帰任したことを受け、早速シネマイレージ会員に登録し、台風の雨風をくぐって劇場に足を運んだ。平日の昼間ということもあり、観客はわずか十数名だった。

結論から言うと、『ハン・ソロ』は “第一級のSF冒険活劇” だった。しかし当然、『ローグワン』同様に 『スターウォーズ』 ではない。当然だよね。ジェダイによるフォースの戦いが組み込まれていないから。ただ、そんなことは端から承知。何故ならルークに出会う前のハン・ソロの物語だから。そのため、『スターウォーズ』とは別空間の或る一人の青年の物語として観た。

『ハン・ソロ』は、その観点からだけで十分に楽しめる。高度な特撮技術と洗練された世界観には圧倒された。さすがに映像技術は日進月歩、最新作ほど完成度は高くなる。我々SWファンにはそれなりの愉しみ方があるが、そんなもの抜きでも、SF冒険活劇として第一級の仕上がりだ。SW本編をご覧になったことがない方でも、十分に愉しんでいただける。そういう意味ではSWシリーズの “入門編” 作品かもしれない。

是非劇場に足をお運びになり、『ハン・ソロ』をご覧になって頂きたい。ようこそ『STAR WARS』の世界へ。
May the Force be with you. フォースと共にあらんことを。

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Who is 「私」? -自己紹介-

1965(昭和40)年生まれの射手座A型、ありふれた日本人ビジネスマン。シンプルなラインで洗練されたデザインなどをこよなく愛す。

ロボットでは Zガンダム / 大張版ドラグナー / ダンガイオー、そしてVF-2SS バルキリーⅡ。ヒーローでは バットマン(映画版1&3) / イナズマン / 破裏拳ポリマー / ダースベイダー。

工業製品では70年代に日本を席巻したスーパーカー。実は1/43精密モデルカーの自称「世界屈指のコレクター」。本サイトとは別に、モデルカーの愉しみ方を伝えるウェブサイト『モデルカー学』全7章を2017年2月6日に開講(日本語部分のみ)した。

新進女優では平祐奈さんと広瀬すずさん。グループ歌手では乃木坂46と欅坂46。基本はハコ推しだが強いて言えば、星野みなみ、堀未央奈、佐々木琴子、高山一実、岩本蓮加、菅井友香、長濱ねる、守屋茜、渡邉理佐などが推しメン。ひらがなけやきも意外と好きで、推しは齊藤京子、加藤史帆、渡邊美穂、小坂菜緒ら。二期生が加わってひらがやけやきは大化けする予感。

2017年6月25日から英国ロンドンに駐在(19年振り)し、2018年6月7日に日本に帰任。ロンドンでの欧州見聞録は『モデルカー学』のブログとFacebookに掲載中。

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