ブログ 〔 マニアック放言録 〕

2017.03.05

平祐奈ちゃんの出演映画鑑賞

昨年11月の出版記念握手会で、平祐奈ちゃん本人から今年7本の映画に出演すると教えてもらった。
12月のカレンダー発売記念握手会では、平祐奈ちゃん本人に「7本全部観ます」と約束した。

楽しみに劇場公開を待っていたのだが、いつまで経っても最寄りの劇場に公開予定情報が入らない。
私にとって平祐奈ちゃんが出演すればメジャー作品なのだが、どこの劇場ででも公開される訳ではないらしい。

そういえば、乃木坂46の『悲しみの忘れ方』もユナイテッド・シネマ豊洲には来ず、お台場シネマメディアージュだった。
今注目している浜辺美波ちゃん主演(宮永咲役)の『咲-Saki-』も、わざわざ池袋まで観に行くしかなかった。

という訳で、2017年最初の平祐奈ちゃん出演作品、『キセキ ―あの日のソビト―』(櫻井結衣役)を、
3月1日の映画の日に、初めて足を運ぶ銀座・丸の内TOEIで観た。職場から近いので立地は悪くない。
作品はというと、祐奈ちゃんが主人公たちと直接絡まない役で出番が少なく、ファンとしてはやや物足りなかった。
しかし、物語の流れをつくる大事な役どころだし、クレジットには4番目に名前が出るから、まあよしとするか。

その勢いで3月3日、いつもの金曜会員デーに豊洲へ
『きょうのキラ君』 (矢作澪役)を観に行った。
(写真は別の劇場で舞台挨拶が行われた時のワンショット)

期待外れだった広瀬すずちゃんの『四月は君の嘘』よりは
少しマシだったが、やはり病気物は状況設定が安易に感じられる。
映画自体が医療モノならわかるが、ラブストーリーにからめるなら、
リアリティの描き方が弱いと、観ていて興ざめしてしまう。
そこは原作が漫画であることの限界なのかもしれない。

そんな中、祐奈ちゃん初挑戦の本人と真逆のドSキャラ・矢作澪は、
ドラマにリアリティを持たせる重要な役で、作品の引締め役だった。
美人なだけに、ドSキャラがハマる!ハマる!!

しかし、あまり美人過ぎると、作品中の適役がかえって狭まるかも。
でも、そこは “女優” だから、演技力を磨いて乗り切って欲しい。

そういう意味では、もうすぐ公開される『サクラダリセット(前編)』(相麻菫役)、『暗黒女子』(二谷美礼役)、
そしてW主演の『ReLIFE』(日代千鶴役)での演技を楽しみにしている。どの作品も人物像が違っているようだ。

<各作品の公開予定日>
 『サクラダリセット(前編)』 
2017年3月25日: ユナイテッド・シネマ豊洲 他
 『暗黒女子』 2017年4月1日: 
丸の内TOEI 他
 『ReLIFE』 2017年4月15日: 
ユナイテッド・シネマ豊洲 他
 『サクラダリセット(後編)』 2017年5月13日: ユナイテッド・シネマ豊洲 他

2017.03.04

浅川梨奈ちゃん 最強説

芸能界は怖いもので、知らないところで次々と新星達が登場する。

浜辺 美波 ちゃんもその一人。写真は映画の一コマ。

漫画が原作の『咲-Saki-』で初主演(宮永咲役)を務めている。
TVドラマ(全4回)と劇場映画の連続シリーズ。
その前の作品から注目されていたらしいが、私は知らなかった。

最寄りの劇場で公開されないので、わざわざ調べて池袋まで観に行った。上映館は東京都でも多くなかった。
しかし、作品は面白かった。個人的には、広瀬すずちゃんの『ちはやふる(上の句・下の句)』より良かった。
話の成り行きからして、次は咲達が全国大会に出場する続編映画が作られるに違いない。また観に行こうと思う。

もう一人、作品中で浜辺美波ちゃん以上の逸材として、私の目に留まった若手女優がいる。

浅川 梨奈 (あさかわ なな) ちゃんだ(上の写真左、現在17歳)。

その存在は以前から知っていた。コンビニに並ぶ漫画雑誌の表紙でだ。
浅川梨奈ちゃんはアイドルとしての下積みを経て、2014年2月から
SUPER☆GiRLS(スパガ)の第2章メンバーとして活躍している。

因みにスパガは結成当時、荒井玲良(現・荒井レイラ)嬢に注目していたが、
グループ自体がパッとせず、玲良嬢も16年6月に脱退(&改名)した。
そうこうしている間に、時代も私の心も完全に「坂道姉妹」に移っていた。

昨年から「スパガの浅川梨奈」として度々表紙を飾る彼女を見ていたが、
スパガからはB級アイドル臭を拭い去れず、敢えて手には取らなかった。
しかし、『咲-Saki-』を観て浅川梨奈ちゃん(なぁぽん)の凄さを認識した。
それは演技中心の他の新進女優には無い、“スタイルの良さ” だ。

『咲-Saki-』の中では、浅川梨奈ちゃんは水着にはならないものの、
スタイルの良さは隠し切れない。それは、“腰の高さ” に表れている。

上の写真を見ても、浜辺美波ちゃんと同程度の背丈で、腰の位置が違う。
これは、メインキャストの後ろ姿を映し出したシーンで顕著に表れていた。

同様の現象は、少し前に欅坂46の佐藤詩織ちゃんでも話題だった。
同じ背丈のメンバーと座ると、詩織ちゃんの方が一気に背が低くなる。
つまり、“足が長い” のだ。これはタレントとして大きな武器だ。

浅川梨奈ちゃんのルックスは、有村架純、武井咲、能年玲奈(のん)、広瀬すず、平祐奈、永野芽郁、浜辺美波、桜井日名子ら今をときめく若手女優と良くて同等、女優としての演技力と人気(CM出演数や一般知名度)なら、決して彼女らの上を行く存在ではないかもしれない。しかし、タレントとしての総合力を評価すると、事態は一変する。

そもそも浅川梨奈ちゃんはアイドルなのだ。SUPER☆GiRLSのセンターを務めるアイドル歌手なのだ。
その点は橋本環奈ちゃんと同じ立ち位置になる。環奈ちゃんも漫画誌や一般雑誌の表紙を度々飾っている上に、
アイドル歌手でありながら、映画の主演(『セーラー服と機関銃-卒業-』)を果たし、女優としてのキャリアも積んでいる。
因みに、浅川梨奈ちゃんも2014年3月公開の『
鐘が鳴りし、少女達は銃を撃つ』で映画初主演している。
私が初めて広瀬すずちゃんと出会ったTVドラマ『幽かな彼女』にも、実は出演していたらしい。

梨奈ちゃんと環奈ちゃんの条件がここまで同じとして、絶対的に違っているのが、水着グラビアの登場回数だ。
浅川梨奈ちゃんは、他の同年代女優やアイドルには無い、
水着グラビア・モデルとしての顔も持っている。
しかも、昨年の水着グラビアや表紙への登場回数はダントツで、事実上の頂点(グラビア・クイーン)と言っていい。

最近のスパガを知らないので、ダンスと歌唱の実力は把握していないが、最低でもAKB48並みと想定し、
タレントの実力を ルックス/スタイル/演技/歌唱/ダンス の5つの要素でレーダーチャートを作るなら、
浅川梨奈ちゃんは限りなく大きな正五角形を描き出すだろう。

そういう意味において、少なくとも2016~17年の 最強女性アイドルと言えるのかもしれない。

ただ一点、気になるのは右の八重歯。もし本気で一流女優を目指すなら、早めに矯正してほしいものだ。
いずれにしろ、彼女の成長ぶりと活躍ぶりを、じっくりと楽しんでいこう。

2017.02.19

久々のWFで大収穫

2月18日(土)、思い立って久々に秋葉原に行った。
主な目的は、近所のコンビニで買い損ねたガンダムの食玩探し。

ルートの一環で海洋堂に立ち寄ると、レジでやけに人が並んでいる。
そこにはワンダーフェスティバル(WF)のチケット(を兼ねた冊子)が積み上げられていた。

WFには2015年に初めて、そして1度だけ行ったことがある。
そこで、「いつあるんですか」と聞くと、店員さんは「明日です」と言う。
今日の明日で幕張メッセまで行くのかと思うと、二の足を踏んだが、
これも何かの縁だと思い、チケット(冊子)を買って、久々にWFに行くことにした。

前回は軽いノリで行ったので、混雑を避け、同僚と2人で11時頃に行ったが、
案の定、目ぼしいロボット系のガレージキットは、すでに売り切れだった。
今回は、チケット(冊子)で出展物を事前にしっかり調査し、開館前に乗り込むことにした。

2月19日(日)、朝5時半に起き、会場では7時半前から並んで10時の開館を待った。
常々目的としているのは、マクロスⅡに登場するバルキリーⅡや他のメカなどなのだが、
前回は市販直前の1/72バルキリーⅡが参考展示されていたものの、今回は何の出展も無さそうだった。

それでも私には、わざわざ2時間半待ってまで速攻入場する必要があった。
それは、本ウェブ 『私のお気に入りデザイン考』 でも紹介したメロス(内山まもる版ザ・ウルトラマン)が、
正に記事にも書いたバンダイのウルトラアクトのサイズで、オリジナルのガレージキットとして
複数の個人ディーラーから出展される予定だったからだ。

予め訪ねるテーブルを3番目まで決めておき、広い会場を効率よく回った。
その結果、欲しい作品はほぼ入手することができた。目的のメロスは30分で売り切れたそうな。
また、もう一人別のディーラーのメロスは、最後の1点を買うことができた。
昔「おはよう子供ショー」でやっていたレッドマンは買えたが、ゴッドマンが売切だったのが残念だ。
ディーラーの方が、「ゴッドマンは次回もまた出品します」と言ってくれたが、
私自身が次回来られない事情がある。残念だ。

他にも、既存の部品を改造してガレキ化したアトランジャーや、ディーラーのオリジナルメカなどがあり、
思い切って現金を引き出して持参したのは正解だった。本当は、あと5万円あれば100点満点だったのに。
トランスフォーマーの航空機可変ガレキ2種と、購入した GunSaver の別バージョンは見送らざるを得なかった。
それでも、メロス2種が購入できただけでも上出来だ。5時半起きで2時間半行列に並んだだけの価値はあった。

2016.12.25

平祐奈ちゃん 2度目の握手会

本日クリスマス、今年最後にして最大のイベントに参加した。
平祐奈ちゃんの、2017年カレンダー発売記念握手会だ。

11月の出版記念握手会のわずか1か月半後に、
また祐奈ちゃんに会えるとは嬉しい限り。
今回は、チェキでツーショット撮影もあった。

前回同様、自分の順番が来て、
祐奈ちゃんが視界に飛び込んできた瞬間、
やはりその場が、別世界かのような華やかさに一変した。
これが「美人」のビジュアルが持つ、
視覚を通して脳に与える影響の大きさだろう。

今回は、チェキ撮影が最大のイベントとなり、
2枚のうち1枚にサインしてくれている間に
言葉を交わす感じだった。
だから、前回より目を合わす時間は短く、
チェキを手渡してもらう時間くらいだった。

握手会は人生2度目、ツーショット・チェキ撮影は人生初だったので、状況をやりくりすることに精一杯で、
最後は祐奈ちゃんから手を差し出されるまで、握手するのも忘れていたくらいだ。

歳は取りたくないものだ。
せっかく対面できたのに、前回同様、祐奈ちゃんの姿がほとんど視覚的記憶に残っていない。
冷静さを欠いて、舞い上がっている精神状態のためだろう。こういう場合、重心が胆から胸に上がっているものだ。

記憶が頼りないから、撮影したツーショット・チェキを見ると、当たり前だが「美女と野獣」。
普通の記念撮影でも好きではないが、祐奈ちゃんの横に立つと自分の姿は全く見れたものではない。
やはりこれが、スター女優の持つオーラや存在感というものだろう。日常感からかけ離れている。

11月の教訓を踏まえ、最後に「映画は7本全て観ます」と伝えることはできた。

2017年に次々と公開される祐奈ちゃんの出演作品は、
「祐奈ちゃんファンというひいき目の視線」と、「映画ファンという批評家的な厳しい視線」の両眼で楽しむこととしよう。

彼女が2017年に大ブレークし、押しも押されもせぬ若手スター女優になっても、
われわれ庶民のファンを見捨てず、またこういったファンイベントを開いて欲しいと切に望む。

出不精の私にとって、女優やタレントの握手会に直接参加するなんて、とてつもないチャレンジだった。
私の2016年のメイン・イベントが終了した。

平祐奈_カレンダー発売記念

平祐奈公式ブログ』に掲載された当日の写真

2016.12.09

平祐奈ちゃん GRAFFITI

2017年に一気にスターダムに駆け上がる前に、平祐奈ちゃんのビジュアルを振り返っておこう。
基本情報: 平 祐奈(たいら ゆうな) / 1998年11月12日生まれ / さそり座天蝎宮 / 血液O型 / 兵庫県出身
同学年組: 広瀬すず1998年6月19日生、渡邉理佐1998年7月27日生、齋藤飛鳥1998年8月10日生、
参考資料: 長濱ねる1998年9月4日生、今泉佑唯1998年9月30日生、橋本環奈1999年2月3日生
参考資料: (1学年先輩組には、守屋茜1997年11月12日生、星野みなみ1998年2月3日生 などがいる)
1998年は私が欧州から帰国した年で、書籍『スーパーロボット大鑑』を通じてバルキリーⅡに出会った年でもある。

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この3年間、私の心が、広瀬すずちゃんと乃木坂&欅坂の46坂道姉妹にフラフラと寄り道していた間に、
“おはガール” 平祐奈ちゃんは、天真爛漫のローティーン・アイドルから “綺麗なお姉さん” に変貌を遂げていた。
『和ごころ』というフォトブックを出版するだけあって、華やかな柄に負けない、艶やかな美しさを携えている。
上の写真で皆さんが気になっている立派な眉毛は、お母さんとの約束で20歳までは剃らないとのこと。

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同年代で一気にブレイクした女優は、何といっても広瀬すずちゃんだ。勢いは祐奈ちゃんより頭一個抜きんでている。
その理由は、新人らしからぬ演技力もさることながら、ミドルティーンらしさを体現したルックスにある。
デビュー当時の広末涼子や宮沢りえの衝撃力に近い。本人の個性がその年代の魅力に見事に合致した結果だ。
そう考えると、今の “シンデレラ” すずちゃんの魔法は、午前零時、年齢だと20代前半で解けてしまう可能性がある。
少女の魅力と、女性の魅力は違う。すずちゃんがどんな大人の女優に成長するかは、楽しみでもあり課題でもある。

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一方、我らが平祐奈ちゃん。世間の認知度では、すずちゃんから大きく後れを取っているが、その理由は少し複雑だ。
登場した年齢の幼さと、年齢を超越した端正な顔立ち、美しいルックスと真逆の天真爛漫そのものの性格が同居し、
見る者は祐奈ちゃんを一体どういう存在と認識したらいいのか混乱し、既存の単一イメージではとらえきれないのだ。
我々の日常生活ではまず出会わない、「6人兄弟の末っ子」という生い立ちが影響しているのかもしれない。

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広瀬すずちゃんと前後し、アイドル・タレントの逸材としてSNSから人気に火が付いた人物に、橋本環奈ちゃんがいる。
かつて薬師丸ひろ子や長澤まさみ(TV)が主演した『セーラー服と機関銃』で、2016年に映画初主演も果たした。
しかし、彼女のシンデレラ・タイムにも期限がある。成長に伴い、“カワイイ” スケール感の魔法は効かなくなるからだ。
人気・知名度とも先を越されたが、逸材ぶりは平祐奈ちゃんの方が上回っている。そこに気付くから “通” なんだけどね。

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平祐奈ちゃんは、おはガールや「Rの法則」などタレントの印象が強いが、デビューは小6、2011年の映画『奇跡』だ。
奇遇にも監督は、2015年の『海街diary』で広瀬すずちゃんを初めて主演(の1人)に大抜擢した、是枝裕和監督だ。
この『奇跡』には、クラスメート役で橋本環奈ちゃんも出演している。是枝監督の起こした本当の奇跡なのかもしれない。

おはスタには2012年4月から14年3月までの2年間出演し、3人ユニット「おはガールちゅ!ちゅ!ちゅ!」を結成して、
『もっとぎゅっとハート』から『夢ふうせん』まで、5枚のシングル曲と、1枚のベストアルバム『心友』をリリースしている。
CDデビューが2012年2月の 乃木坂46とは12年デビューの同期アイドルグループ だ。これも奇遇ではないか。

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ちなみに、おはガールちゅ!ちゅ!ちゅ! のリリースした楽曲CDは、ジャケットの左上から右へ順に、
『もっと ぎゅっと ハート』(2012年8月7日)、『こいしょ!!!』(2012年11月20日)、
『こあくまるんです/サヨナラのかわりに2013』(2013年2月19日)、『夏サンキュ!!!』(2013年7月9日)、
『夢ふうせん』(2013年11月5日)、ベストアルバム『心友』(2014年2月4日) の全6種である。
子供向け番組のおはスタ・アイドルであることから、同年代の小中学生をターゲットにした戦略なのがわかる。

ちなみに、おはガールはジュニアアイドルの登竜門的存在で、OGには 酒井彩名、安藤希、平井理央、末永遥、
ベッキー、蒼井優、あびる優、近野成美、前田希美、松岡茉優 など、名だたるタレントや女優が存在している。
そんな中、おはガールちゅ!ちゅ!ちゅ! は、133回と過去最高のイベント回数を記録したグループだった。

おはガール時代の平祐奈ちゃんが紹介されたTV番組の動画 (ジュニアアイドル節全開)

ファーストDVD発売時のインタヴュー映像

2017年春に公開予定の映画『サクラダリセット 前編/後編』へのオフィシャルコメント

平祐奈ちゃんと VF-2SS バルキリーⅡ

突拍子もない発言に聞こえるだろうが、私にとって 平祐奈ちゃんはバルキリーⅡ非常似通った存在 だ。
たぶん、両者を観た時、私自身の脳が受ける刺激と発生する反応が、共に似通っているということだろう。

最初の共通点は、外観の美しさ
平祐奈ちゃんの顔立ちは、典型的な「美人」顔のバランスで構成されている。
バルキリーⅡは、当ウェブサイトで解き明かしているように、無駄のない最小限の描線だけでデザインされ、
そのライン取りが絶妙で、バランスの良い美しい形状を創り出している。

実は、「美人」とは幾何学的・物理的な構成のことで、顔立ちが 黄金律のバランス” であるかどうかが本質。
だから美人かどうかの判断基準は、文化圏の違いを無視するなら、基本的に個人差が介入しない性格のものである。

一方、「カワイイ」とは見る側の主観であり、生物として “敵意を抱かない・擁護したくなる” 感覚を抱くかどうかが本質。
相手と自分との関係性が判断基準だから、発言や性格も評価対象となり、同一対象でも評価者によって判断が異なる。
造形上の典型は「赤ちゃん顔」で、丸顔、広い額、大きい目、垂れ目尻、上がった口角などを主な構成要素とする。

「キレイ」とは外観から受ける印象であり、髪、素肌、目・鼻・口など、何かに “好印象” な感情を抱くかどうかが本質。
だから、顔立ちが美人でなくても、何か外観上に好意を抱かせる個性があれば、“キレイ” に成り得るのである。
世間一般では、この「美人=黄金バランス」と「キレイ=好印象な個性」の違いが、あまり正しくは認識されていない。

それが2つ目の共通点を生み出している。印象の弱さ だ。
本当の美人であるほど、誰もにインパクトを与えるような、強烈な個性は生み出しにくくなるのである。
つまり、祐奈ちゃんの個性は部位ではなく、「美人」故の全体バランスなため、傑出した視覚的印象に乏しいのだ。
分かりやすい例が、乃木坂46メンバー全員の顔を平均したようなもので、美人になる分、印象的な個性は弱まる。

それはバルキリーⅡも同じで、胸の派手なVライン以外は、形状がシンプルかつスマートすぎて、与える印象は弱い。
何事も、バランスが良すぎて完成度が高くなると、本質を認識するためのキーワードが見失われてしまうのだ。

それ故、3つ目の共通点、不遇な扱い につながっている。
平祐奈ちゃんに不遇という言葉は語弊があるが、魅力の高さと実績の割に、社会的認知度が低すぎる
例えば、2016年のCM出演本数は上戸彩や綾瀬はるかを上回る10社なのに、それほど話題にされていない。
本人の本質的な魅力より、表面的な話題が認知されやすく、最近は桜井日名子ちゃんに注目が集まっている。

バルキリーⅡも似た境遇にあり、ロボット・デザインの本質に目が向けられず、物語が “黒歴史” として扱われ、
しょうもないストーリーや、破綻したデザインのバルキリーで構成される別の『マクロス』シリーズがもてはやされている。

ただ、こういった状況は来年中に大きく改善されると期待している。
理由は、平祐奈ちゃん自身による、一般社会が認知せざるを得ないくらいの2017年映画界での大活躍と、
バルキリーⅡ25周年の2017年に、バンダイが最新技術を投入した可変バルキリーⅡの発売可能性があるからだ。
社会への露出が高まれば、本質的に良いモノは、それだけ多くの人々に認知され、支持は確実に広がっていく。

紅白歌合戦出場で乃木坂46と欅坂46は、確実にメジャー路線に乗っていったのだから、
次は、平祐奈ちゃんとバルキリーⅡのブレイクスルーを楽しみにしよう。

2016.12.06

「競演」という名の「侮辱」

日本の男尊女卑の悪弊か、無能な番組プロデューサーの時代錯誤な凌辱か。
若い女性なら、誰でも彼でもホステスだとでも思っているのだろうか。

『ミュージックフェア』で繰り広げられるアーティスト同士の「コラボレーション」なら許せる。
しかし、ここ数日、非常に不愉快で目に余る、ぞんざいな「バックダンサー」扱いの番組が続いた。
もう黙っていられない。堪忍袋の緒が切れた。

確かに、若くて人数の多い女性アイドルグループが、主役を取り巻いてダンスに加わると絵が華やかになる。
ただ、それが成り立つのは、ダンスする側にも芸術性とエンターテインメント性が備わっている場合に限られる。

良い一例は、2015年のNHK紅白歌合戦で、乃木坂46の主要メンバー6名と藤あや子とのコラボだ。
主役の魅力と踊り手の魅力が相乗効果を生み、質の高いステージ・パフォーマンスへと昇華していた。

さて、ここからが大問題の侮辱的なステージだ。

一つは、12月5日放送のTBS第49回日本有線大賞での「Perfect Human」。
贅沢にも48&46グループの主要メンバーを従えてのパフォーマンス。まあ、Radio Fishに罪はないだろう。
A級戦犯なのは、トップアイドル達を雑にバックダンサー扱いしている性根の腐り果てた番組演出サイドだ。
観ていていたたまれなかった。彼女らの一所懸命ぶりが痛々しかった。彼女らがあまりにも馬鹿にされていた。

ご覧になった方は感じたのではないだろうか。
アイドル・ヒエラルキーの頂点に君臨している彼女らは、プロとしてステージを盛り立てようと精一杯振舞っていた。
しかし、気付いてほしい。彼女らは一人一人が、何十万人ものファンから支持されている尊厳高き存在なのだ。
名も無きバックダンサーではない。個人の優しい心根に付け込んで、背後で支えているファンらをも侮辱した格好だ。

まだ、フォーメーション分けをしてフィッシュボーイとダンスコラボするなら救いようがあった。
まだ、オリラジと歌唱パート分けをして、パフォーマンスの相乗効果を狙うなら救いようがあった。
悲しいかな、そんなものは微塵も無い。ただ、バックで並んで似た振りを、しかもバラバラに踊るだけ。

Radio Fishにすれば、プロのダンサーであるフィッシュボーイにとって彼女らのダンスは足手まといでしかなく、
彼女らにすれば、楽曲衣装を着たまま、何故その世界観を崩すようなダンスをしなくてはならないのかということだ。
生駒ちゃんは藤森と仲がいいので乗ってはいたが、エースのななせまるやまゆゆに、あんなダンスをさせてはならない。

そこで、考えてみてほしい。男女を逆にすると、いったいどれだけ陳腐な状況なのか。
例えるなら、きゃりーぱみゅぱみゅとキッズダンサーの後ろで、Smapと嵐にダンスさせているようなものだ。
どう考えても、どの角度からどう見ても、完全に有り得ない状況だろう。誰一人として得をしない。ファンも観客もだ。

ポッと出のRadio Fishに対し、競演した全グループともキャリア、セールス、人気、実績共に上回っている
AKB48に続き、乃木坂46も『サヨナラの意味』で遂にミリオン歌手の仲間入りを果たした、正にトップアイドルだ。
「競演」とは名ばかりで、プロのアーティストとしての尊厳を踏みにじった「侮辱」としか思えない。

もう一つは、12月6日放送のNHK総決算うたコン忘年会での五木ひろしと欅坂46の競演(?)だ。
一部の欅坂46ファンには、こういった大御所しか出ないような歌番組に出演すること自体が嬉しいようだが、
それはそれ、トークや持ち歌パフォーマンスの話であって、意味の無いぞんざいな扱われ方が許されるものではない。

ここで問題なのは、欅坂46にほとんどパフォーマンスさせず、ただ後ろにはべらせているだけだったことだ。
五木ひろしにすれば、地味な絵柄が華やかになるメリット、新人の欅坂46にすれば、少しでも認知度を高めるメリット、
番組制作者にすれば、若者から年配まで幅広い年齢層にチャンネルを合わさせるメリットなどがあるのだろう。

そこで、考えてみてほしい。我々視聴者、特に欅坂46のファンにとっては、一体どんなメリットがあるというのだろうか。
確かに出演者が多い、若くて華やかな雰囲気がある、本格的なステージを創り上げる時間はない。それは分かる。
だが、演者の魅力を引き出せないような演出は行うべきではない。視聴者に対して失礼極まりない。

欅坂46は、デビュー8箇月とは言えプロである。ステージに立たせるのであれば、それなりの仕込みを行うべきだ。
人数が多いのだから、全員が即席の競演用ダンスを習得できなければ、選抜した数名に行わせてもよい。
少々厳しい要求にも、それが本業なら応えられるはずだ。そうすることで初めて演者の魅力が引き出される
その演者の魅力が、画面を通して我々視聴者に伝わってこそ、そのステージが鑑賞すべき価値を生み出す。

制作者都合の “やっつけ仕事” ほど、演者と視聴者をバカにしたものはない。
戦場であるステージで、エンターテインメントを実践できない、実践する気が無いのであれば、参戦させるべきではない。
欅坂46は何の訓練も受けず、何の武器も持たされず、いきなり戦闘の最前線に放り込まれたような状態だった。

こんな、「競演」という名の「侮辱」を受け続けていけば、魅力が消耗していくだけでなく、視聴者の心も離れてしまう
番組制作者の安易な企画や思慮の浅さが、やがて音楽番組自体をも弱体化させていくことになろう。
ブームの絶頂期に、レスラー達がファンを置き去りにしたまま、好き勝手に分裂・独立を繰り返し、
一気に弱体化した数十年前のプロレス業界とイメージが完全にダブってしまった。

少なくとも乃木坂46と欅坂46の運営スタッフは、彼女らのブランド力を守り育むマネジメントに徹してほしい。
某事務所のようにスキャンダルを押し隠す必要はないが、プロとして本業に関わる尊厳は死守すべきである。

本物のアイドル・オタクなら、「TVに出た」などと軽薄に喜んでいないで、彼女らの扱われ方にもっと敏感になり、
支えているファンの立場から、発すべき苦言はしっかりと声を大にして発信すべきなのではないか。

頼むぜ、オタク先輩たちよ。アッシは初心者な訳だから。
オタク文化の創造者として、頼もしい背中を見せてくれよ。

恐れるな、おののくな、吠えろ、声あげろ!!

2016.11.27

平祐奈ちゃんの動画紹介

私が参加した平祐奈ちゃんの握手会当日の映像が、主催者・書泉グランデのYouTubeチャンネルで公開された。
彼女がこのように前髪を完全に下した姿は、写真でも動画でも、結構珍しい。堪能していただきたい。

※ 書泉チャンネルから動画が削除されリンクが切れた際は、静止画像に貼り換える予定

近年、名だたる企業のCMに出演しているので、名前を知らない人たちでも一度は目にしたことがあるだろう。
代表的なCMの画像を下記に紹介する(順不同)。

平祐奈_CM01_マクドナルド

日本マクドナルド / McSWEETS
「三角チョコパイ黒白迷うじゃん」篇

平祐奈_CM02_SHARP

SHARP / プラズマクラスター冷蔵庫「ホームフリージング」篇

平祐奈_CM03_LINE

LINE / LINEバイト
キテルゾ1000万会員」篇

平祐奈_CM04_ソフトバンク

ソフトバンク / ワイモバイル
「ネコのおまわりさん」編

平祐奈_CM05_JR

JR / SKI SKI
「第一話 ライバル」編

平祐奈_CM06_コクーンシティ

コクーンシティ
「秋FES」編

平祐奈_CM07_ミサワホーム

ミサワホーム / 二世帯・三世帯住宅
「味噌汁の味」篇

平祐奈_CM08_ベネッセ

ベネッセ / 進研ゼミ
「学びの革命」篇

平祐奈_CM09_大塚製薬

大塚製薬 / カロリーメイト
「見せてやれ、底力。」篇

どのCMでも、一般的にまだ知名度が低い頃、「あのCM美少女は誰と話題になっていた。
残念ながら、TVなど大衆メディアへの露出が多くならなければ、一般の人々は認知することができないものだ。

最新の日本マクドナルド・三角チョコパイのCMでは、多くの人が
乃木坂46の生駒ちゃん(生駒里奈)と勘違いしてしまうらしい。
オタク気質の印象が強い生駒ちゃんだが、祐奈ちゃんに似てるということは、
物理的な目鼻立ちはやはり “美人系” なのだと、逆に私も再認識できた次第。
余談だが、最近は本人も「大人化計画」と言って、額を出す髪型に変え、
急に “綺麗なお姉さん” 化した(左写真)。結構いけてる。正しい方向性かも。

平祐奈ちゃんの書籍 『和ごころ』 の元になっている記事連載誌 『CM NOW』(隔月刊誌)も私の愛読書だが、
無名の若手女優やCMタレントについて知る格好の情報源なので、皆様にもお勧めする。
一般的な評価の影響を受けずに、自分自身で判断を下すには、少しでも早く情報を得るのが鍵だ。

ちなみに、私が初めて彼女の存在を知った頃はまだCMに出演しておらず、NHK「Rの法則」でだった。
13歳だったかな。当時一番若いメンバーだったと思う。そうでありながら、他の出演者よりダントツで輝いていた。
その後、TVドラマで見たのは、広瀬すずちゃんとクラスメートで共演した「幽かな彼女」が最初だった気がする。

平祐奈ちゃんの連載開始時の 『CM NOW』 誌については、2014年12月14日のブログで紹介している。

2016.11.26

祝‼ 坂道姉妹の紅白出場決定

11月24日、私の誕生日を祝うように嬉しい発表がなされた。

2年連続、乃木坂46 NHK紅白歌合戦出場決定
初出場に際し、“連続出場してこそ本物” と語っていた彼女らの意気込みが見事に結実した。

それともう一つ、欅坂46初出場も決定した
3月にデビューして、その年の紅白出場は画期的だ。これも乃木坂お姉さんの実績あってのことだろう。


NHKの初出場記者発表にて(制服は『二人セゾン』)

「坂道」姉妹の同時出場は、紅白歌合戦の正当性と客観性を一気に高めることとなった。
もちろん、賄賂疑惑にまみれた日本レコード大賞に対して。

フェアリーズの最優秀新人賞受賞(2011年)は納得だが、西内まりや(2014年)辺りから、私も疑問を感じていた。
TV放送を観ながら、「事務所が強いから西内まりやが取るよ」と女房に語っていたら、本当にそうなった。
ちなみに、女優としての西内まりやと剛力彩芽は好きだが、歌手としての両名には一切魅力を感じない。

私が子供のころは、レコード大賞は売り上げや人気が反映され、紅白歌合戦は主催者の思惑偏重という感じだった。
だから、ピントのずれた紅白歌合戦は面白くなかった。しかし、少なくともここ数年でその立場が確実に逆転した。

賞を与えるという 「利権」 を握ったレコード大賞が、主催者側の思惑に偏重した構造であるのに対し、
価値を測る尺度が 「TV視聴率」 である紅白歌合戦には、時代の空気を読み取ることが必然的に求められているのだ。
坂道姉妹の扱いに着目したことで、この事実が白日の下にさらされた。あとは “文春砲” の決定打に期待。

2016年の最優秀新人であるはずの欅坂46が、レコード大賞新人賞すら受賞しなかった音楽業界の理不尽さに対し、
ファンの想像を超えた早さで訪れた紅白歌合戦初出場に、「日本も捨てたものではない」という希望を抱くことができた。

また、どんぐりの背比べ状態になったAKBグループからは、紅白選抜としてシャッフルチームを出す発想は素晴らしい。
扱いに苦慮した紅白運営側と、数が多いだけの不人気メンバーに辟易とした視聴者にとって、WIN-WINの方策だ。
坂道姉妹揃っての出場は、このAKB失速のおかげとも言える。つまり、来年は坂道姉妹としての正念場となる。
乃木坂46は3期生、欅坂46は平仮名けやきの存在と活かし方が、さらなる躍進の鍵となるだろう。

もう一つ、誕生日の朗報。

12月25日クリスマスの夜の 『平祐奈ちゃん握手会』 のチケットが入手できた。(⇒11月の握手会
発売日の11月20日に東京不在で出遅れ、購入は無理かと諦めていたが、帰京後の24日に何とか滑り込めた。
ちなみに、18歳になって深夜撮影が可能となり、映画やドラマなどの出演作品が増え、超人気女優になってしまうと、
握手会のような地味なファンイベントは、もう行ってくれない可能性が高い。今回が最後のチャンスだと思っておこう。

平祐奈ちゃん握手会、格闘技イベントRIZIN(TV観戦)、坂道姉妹の紅白歌合戦と、有意義な年末を迎えられそうだ。

2016.11.22

欅坂46、等身大の魅力爆発 ‼

欅坂46 が11月30日に3rdシングルを発売する。

タイトルは、『二人セゾン』

セゾンとはフランス語で季節のこと。決してセゾンカードのタイアップCM曲ではない。
11月17日に、フルサイズの公式PVがYouTubeに期間限定で公開された。

まず、かつての〝ZARD(ザード)” 一連のヒット曲のように、
曲のタイトルがサビのフレーズを構成しており、曲はそのサビから始まる。初めてのことだ。

また、シングル前2曲に特徴的だった、サビ前での曲調の変化がない。これも初めてのことだ。
そのことにより全体構成のダイナミズムが弱まったが、サビの音程の幅広さが躍動感を補っている。
前2作より単調で大人しい印象を受けるものの、サビが耳に残って離れない。

曲のテーマも、社会的つまり個人対世界という図式から、個人的つまり私とあなたという図式に変わった。
その象徴か、PVでは曲毎に違う欅坂制服時より、一般的な女子高制服時の方が凄く自然な印象を与えている。

これまでと違い、メンバーが終始笑顔で、カメラもそれなりにメンバー 一人一人の表情をとらえて映し出す。
サイマジョから携わっているTAKAHIRO(上野 隆博)のモダンバレエ風振付も、内面表現に貢献しているようだ。

さらに言えば、これまで目立つ機会に恵まれなかった ふーちゃん(齋藤 冬優花)しーちゃん(佐藤 詩織)
みーちゃん(小池 美波)あーちゃん(原田 葵)をフォーメーション前列に抜擢し、PV露出を高めている点も新鮮。
不動のセンター てち(平手 友梨奈)のスター性より、ハイティーンのメンバー 一人一人が主役なのだろう。

このように、曲調、テーマ、PV等から、『二人セゾン』は 欅坂46メンバーの等身大の魅力 に溢れている ‼

サイマジョのインパクトは強烈で、グループのロケットスタートに成功したものの、過去2作の表題曲は彼女らの歌う
〝ぼくのアイデンティティ” や〝ぼくのリアリティ” から少し乖離した、背伸びして作り上げた世界観だったように思う。

『二人セゾン』が今までで一番、いや初の 欅坂46らしい楽曲 なのではないだろうか。
そう、少し時代を遡った、乃木坂46の 『君の名は希望』 に匹敵するような。
(お姉さんたちのように、発売から1年以上過ぎて『二人セゾン』での紅白歌合戦初出場になったりして)

少なくとも、欅坂46の楽曲では、私は『二人セゾン』が一番お気に入りなのかもしれない。
(長濱ねるの『乗り遅れたバス』と甲乙は付けがたいけど)

乃木坂46の『サヨナラの意味』と共に、『二人セゾン』をぜひ聴いてみてほしい。

2016.11.20

本丸‼ バンダイ製バルキリーⅡ

今日は当サイトの主役である「VF-2SS バルキリーⅡ」の話題。

2016年、EVOLUTION-TOY(エボリューショントイ)から1/60のVF-2SSが3色発売されたが、
初の完成品フル変形モデルという意義を差し引けば、作品として極めて残念な出来だった。
造形上の不備は発売前の写真からも明らかで、詳細は昨年10月のブログで検証している。
そう言いながらも、私は3色全てのモデルを購入した。だって、バルキリーⅡマニアだから。

やはり、フル変形モデルの本丸は、バンダイの手になる 1/100 HI-METAL R シリーズだ。
バンダイの良心と技術力への期待が、バルキリーⅡマニアにとって唯一にして最後の希望だ。

Bandai_VF-2SS

昨年の「魂ネイション2015」では、ノーマルタイプとSAP装着型のバトロイド(試作品)が初公開された。
しかし、写真撮影禁止の参考出品だったため、モデルの詳細情報は一切謎のままだった。
まさかバルキリーⅡが展示されるとは思わなかったので、私自身の目で確かめる機会を逸した。

そして1年後、今秋の「魂ネイション2016」で、ノーマルタイプのバトロイドとファイター(試作品)が公開された。
今年は海外出張のため、再び私自身は参加できなかったが、バンダイのブログで作品の写真(上)が紹介されている。

展示状態を撮影した写真を見るだけでも、さすが本丸のバンダイ製作品だけあって、
エボルーショントイで私が指摘した数箇所の問題点も、全く意に介さない品質であると見て取れる。
かつて、プロポーション抜群の1/100可変ノーマルタイプ(差替え変形)を試作しただけのことはある。

試作品の写真が堂々とウェブで公開されたことや、現時点での造形の完成度などから判断し、
バルキリーⅡの生誕25周年である2017年には、商品化される可能性が非常に高い。
現在のHI-METAL Rのラインナップからしても、順当に行けば次はバルキリーⅡだろう。

つまり、志半ばでプロジェクトを投げ出した、四半世紀にわたるバンダイの「黒歴史」が幕を閉じる日も近い。

そう、マクロス史上における本当の「黒歴史」とは、『マクロスⅡ』の物語を言っているのではなく、
バルキリーⅡノーマルタイプの可変モデルを商品化しなかった、バンダイの歴史の暗部のことなのだ。

2016.11.13

遂に‼ 平祐奈ちゃん握手会

前回、初写真集の出版記念握手会は、
開催を知ったとき既に締切後だったけど、
今回の書籍出版記念握手会は、
何とか滑り込みセーフで参加することができた。

今や乃木坂46のコンサートや握手会は、
私のような、若葉マークの出不精者にはハードルが高く、
めったに新作CDを買わないので、挑戦するに至っていない。

平祐奈ちゃんは、私が4年ほど前、広瀬すずちゃんと同じ頃から
注目していた若手女優で、当時はタレント活動の方が多かった。
その後、ドラマやCMなどで存在感を示し始め、2015年9月には、
『JKは雪女』 でTVドラマ初主演するまで成長した。
2017年は、主演映画や数々の出演映画が公開される予定だ。
今回の握手会あたりが、直接会えるラストチャンスかもしれない。

さて、握手会だが、受付開始日の11月3日(祭日)はインドに出張しており、当日現地は休日ではなく、
さらに日本との時差が影響し、仕事後にホテルから申し込んだらかなり出遅れ、整理券番号は167番。
それでも参加に間に合っただけ良しとしよう。

整理番号50番までの人は、開始5分前までに階段に順に並んで待つ仕組み。
私のようにかなり遅い順番の参加者は、会場(書店)の店舗フロアで呼び出しの放送があるまで待たなければならない。
待っている間に、結局ランボルギーニのDVDを購入してしまった。書店の思うつぼってところか。
こういう場合、家に帰って調べてみたら、往々にして既に持っていたりする。

参加者は、少年、若い女性、ヤングマン、先輩、大先輩と年齢の幅が広く、彼女の人気振りがうかがえた。
最低でも300人は居る模様。時間は意外と早く、私は50分後くらいで握手会フロアに到達した。

フロアは、並ぶ場所と握手会の場所が壁で仕切られており、姿は見えないものの、
聞き覚えのある明るい声が聞こえてきた。想像以上にハキハキ通る声で、かつ親密な言葉の内容だった。
テンションが十分上がったところで、私の前に5~6人並んでいるとき、数分の休憩が入った。

さて再開。

私の前のヤングマンが、一つ手前の待機場所へ移動したとき、あからさまに驚いた顔をした。
大きく動揺したといってもいい。彼が握手をしているとき、私が待機場所へ動くとパッと視界が開けた。
その意味がすぐ分かった。

祐奈ちゃんが、あまりにも美しすぎる。

よくキューピットのマークで見る、「ハートが射抜かれる」とはこういう状態を言うのだろう。
誇張や冗談などではなく、まるで「ギリシャ神話のヴィーナス」かのように思えた。

私が初めて注目した4年前、彼女はまだ14歳の中学生だった。13歳だったかもしれない。
「おはスタ」や「Rの法則」に出演しており、平愛梨の妹(6人の末っ子)ということもあって、完全な妹キャラだった。
ちなみに、「Rの法則」は乃木坂46のあしゅ(齋藤飛鳥)やみおな(堀未央奈)もレギュラーだ。
今回の書籍の表紙でもおでこを見せているが、祐奈ちゃんは元気ハツラツのでこちんイメージが強かった。

それが昨日11月12日18歳 もう選挙権がある。

私の視界に現れた祐奈ちゃんは、前髪を下して白い肌にキリリとした目元の、
正に「正統派美少女」、いや、大人に成長した「絶世の美女」そのものだった。
写真撮影が禁じられており、その姿を皆さんと共有できないのが残念。

彼女を生で見た衝撃は、私が小学生の時初めてランボルギーニ・カウンタックを見た時の衝撃、
中学1年でブルース・リーの「死亡遊戯」や「スターウォーズ」(第1作)を初めて観た時の衝撃、
そして高校1年で初代タイガーマスク(佐山聡)の試合を初めて観た時の衝撃に近いものがある。
つまり、ある種のカルチャーショックと言っていい。

4年越しのファンであることを伝えた。
「私、坂本龍馬 大好きなんです。高知には一度行ったことがあります。」
私が来年の映画期待してますと伝えると、7本 出ています。」

20秒ほどの間、私の視界に映る全ては、彼女の黒く大きな瞳だった。

なぜもっと気の利いた事が言えなかったのだろう。「7本全て観ます」と言えばよかった。
でも、私は手練れのアイドル・オタクではないし、握手会も初心者だから仕方ないか。分相応というもの。

対象がアイドルであろうと歌手であろうと、女優・俳優であろうと、直接触れ合い、友達のように言葉を掛け合う
握手会というイベントにはまる理由がよく理解できた。少しの手間と労力で、得られる精神的な報酬は絶大だ。
私の日常に例えれば、スーパーカーに出遭ったり、新日本プロレスや格闘技の名勝負を観た時と、
たぶん脳の同じ部位が刺激され活性化し、脳波や心拍数が似た状態を創り上げているのだろう。

私にもし、「1/43精密モデルカー趣味&業界の発展」という超絶に偉大な使命が無かったら、
世の中の正真正銘のオタク先輩達のように、握手会にはまっていくのかもしれない。それは乃木坂46も含めてのこと。
ちなみに私は、乃木坂46より祐奈ちゃんファン歴の方が長い。

今日の総括。

14歳の時に平祐奈ちゃんを「将来のスター」と見込んだ私の眼は間違っていなかった。
乃木坂46のなーちゃん(西野七瀬)より整った瓜実顔で、星野みなみにも劣らない可愛い声を発し、
若手女優のトップランナー広瀬すずちゃんと双璧を成す精悍な眉と目を持つ祐奈ちゃんは、
あと3年以内に、日本を代表する「正統派美人女優」として国民的に認知されるだろう。

そうなることを楽しみに、来年の7本の出演映画を全て観ようと思う。
少なくとも1本は主演映画らしい。調査不足で申し訳ない。

いよいよ握手会主催者や事務所の思うつぼだ。
でもまあ、人生に小さな刺激を与えてくれるスパイスだと考えよう。

刺激的な1日だった。

祐奈ちゃん当日のブログ(彼女の素が表れたお茶目な写真になっている)
http://ameblo.jp/yuna-taira/entry-12219214032.html

2016.10.20

乃木坂46 「ななみんショック」

乃木坂46の16枚目シングルのセンターに橋本奈々未(ななみん)が決定した時、
三期生の加入もあるので、今後お姉さんメンバーの世代交代を見越して、
ななみんへの「功労賞センター」なのだろうと受け取っていた。

個人的には、次世代メンバーの育成のために、
あしゅ(齋藤飛鳥)の2作連続センターを予想していたから。
星野みなみとのダブルセンターも期待していた。

その後、19日深夜(20日早朝)のラジオ放送で、
ななみんから乃木坂卒業&芸能界引退の生報告が流された。
私自身は、20日のTVニュースでそのことを知った。

ショックだった。
まさかこの時が、こんなに早く来るなんて。

その時やっとわかった。だからななみんの初センターなのだと。
ラジオ放送で発表された新曲名は「サヨナラの意味」


(PVからの一コマ)

6月のまいまい(深川麻衣)卒業に続いて、半年後の来年2月にはななみん卒業。
まいやん(白石麻衣)・まっちゅん(松村沙友里)と並ぶ「御三家」の一人。
乃木坂46初の、選抜フロント常連メンバーの卒業(&引退)となる。

松井玲奈、西野七瀬、高山一実、若月佑美、星野みなみ、佐々木琴子‥ という系統で
乃木坂46をメンバーを好きになった関係で、ななみんにはそれほど注目していなかった。

ところが、乃木坂きっての知性派で、その言動と感性には特異なものがあり、
ここ数箇月でボディブローのように、丁度ななみんの魅力が効いてきたところだった。

ああいう性格で、あんな感性の持ち主が、笑顔でダンスしているアンバランスさが新鮮で、
歌収録の画面で個人がワンショット抜かれる度、必ずななみんを探すようになっていた。

それにしても潔い。さすがななみんだ。抜群にカッコいい。最後までななみんだ。

乃木坂のツートップ・なーちゃん(西野七瀬)とまいやん(白石麻衣)を両脇で支える存在として、
無くてはならないメンバーだった。

来年の17枚目シングルには、3期生も加入してくると思われる。
御三家の一人ななみんが抜けた後の体制が一体どうなっていくのか。
私は不安以上に、大きく成長し続ける乃木坂46の明るい未来に期待してしまう。

ななみんも、自分だけの問題ではなく、グループとしての乃木坂46を、
後顧の憂いなく巣立つことができると判断したからこその、卒業だと思う。

一度もななみん推しではなかったが、彼女の英断と旅立ちを祝福したい。

2016.10.16

注目の「藤澤遥」嬢

注目のレースクイーンだった「北川彩」嬢が、RQ卒業と共に事務所を変え、
名前も「朝比奈彩」に変えて、タレントとしてブレークしているのは周知の事実。
(経緯は過去ブログで: 2014.09.072015.01.312015.07.07

昨日は、遅ればせながら「広瀬すず」嬢の3作目の主演映画を観てきた。
来年春には次の主演作が控えている。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。

すず嬢に並び、おはスタ時代から注目していた「平祐奈」嬢も出演映画が目白押しだ。
11月には「CM Now」誌で連載していた記事がムック本となって発売される。
立て続けに初DVDや初写真集も発売されており、正に「上り坂」を駆けあがり中だ。

ということで、今日は新たに注目株の新人女優を紹介する。正確にはまだ子役だ。
しかし、私が注目した時、すず嬢が15歳、祐奈嬢が14歳だから、女優の成長は早い。

彼女の名は、『藤澤 遥』(ふじさわ はるか)



2005年3月20日生まれの11歳。
TVドラマやCMなど、既に出演作はちょいちょいあったらしいが、
私が存在に気付いたのは、現在放送中のTVドラマ「レディ・ダ・ヴィンチ」でのこと。

ルックスにアイドル性はないが、女優として今後の成長が楽しみだ。
子役から若手女優へとどう変化を遂げるか、末永く見守っていきたい。

2016.09.07

乃木坂46、遂に3期生決定 ‼

9月4日、その日がついにやってきた。

我らが愛しの乃木坂ちゃんに、12名の3期生が加入した。
46ではなく、総勢47名になったというのが少し笑える。

タイミングとしては、ひらがなけやきのメンバーとほぼ同じで、人数も11名でほぼ同じ。

しかし、応募総数は圧倒的に違う。乃木坂1期生が38,934名、2期生が16,302名、
そして今回の3期生は、欅坂46も乃木坂1期生も大きく上回る、48,986名とのことだ。

この、応募総数の多さ、つまりピラミッドの底辺の広さは、確実に頂の高さに関係してくるようだ。
同時期に結成したひらがなけやきとは、ちょっと格の違いを感じる。
3期生の方が、圧倒的に乃木坂(アイドル)っぽさが漂っている。

乃木坂全体の最年少12歳と、最高の長身者が居る。
欅坂46の土生名人と並ぶと、ペトロナス・ツイン・タワー状態だ。是非見てみたい。

注目の仮センターが、畠中清羅のおバカっぷりと印象が重なってしまうのだが、
まあ、欅坂46のベリカの例もあるので、せめて研究生の期間が終わるまで評価は待ってみよう。

いずれにしろ、乃木坂46が一気に若返る。若さだけでも、HKT48と十分張り合えるレベルになる。
そうなると、乃木坂お姉さまたちとの絡み方が微妙になりそうだ。アイドルは若ければいいってものでもないし。

欅坂46が21名、ひらがなけやきを加えて計32名。それだけでも大変なのに、乃木坂は47名になる。
AKBより人数が少ないことがコンセプトだったのに、たった1人かよ! と突っ込みたくなる状況だ。

現状でさえ、魅力的なメンバーが選抜からこぼれて、ファンも残念でならないのに、
この人数では、今までの方法だとメンバー本人も当然ファンも、たまったものではない。

宝塚の○○組、黄金期モーニング娘。の派生ユニット、AKBのチーム分けや訳の分からないユニットみたいに、
選抜とアンダーという乱暴な括りではない、何か新しい運営手法に移行するのは間違いない。

AKBグループがどうの、ハロプロがどうの、欅坂がどうのではなく、乃木坂46+1の中で、
何やら熾烈な戦いが繰り広げられそうだ。新旧メンバー共に、過酷な試練が待っていそうな予感。

何名か歯並びの悪いメンバーが気になる。せっかくだから正式デビュー前に、歯の矯正をした方がいいな。
乃木坂1期生ななみんは、八重歯を矯正した後の今の方が絶対良いもの。前歯となるとさらに重要。
欅坂46の原田葵も、若い今のうちに前歯を矯正しておいて欲しいな。

なお、公式ウェブサイトで発表された3期生メンバーの名前は下記の通り。
残念ながら、並びの意味は私には分からない。まだ、慌てて覚える必要はないよ。
期待するのはいいけど、甘やかしてはダメだ。

乃木坂46第3期生合格者プロフィール

  • 中村麗乃(ナカムラレノ)/14歳/東京都
  • 大園桃子(オオゾノモモコ)/16歳/鹿児島県
  • 山下美月(ヤマシタミヅキ)/17歳/東京都
  • 阪口珠美(サカグチタマミ)/14歳/東京都
  • 吉田綾乃クリスティー(ヨシダアヤノクリスティー)/20歳/大分県
  • 向井葉月(ムカイハヅキ)/17歳/東京都
  • 岩本蓮加(イワモトレンカ)/12歳/東京都
  • 与田祐希(ヨダユウキ)/16歳/福岡県
  • 久保史緒里(クボシオリ)/15歳/宮城県
  • 伊藤理々杏(イトウリリア)/13歳/沖縄県
  • 梅澤美波(ウメザワミナミ)/17歳/神奈川県
  • 佐藤楓(サトウカエデ)/18歳/愛知県

2016.08.26

乃木坂46の「生歌」と「かぶせ」

私が最初に違和感を覚えたのは1980年代後半、ボン・ジョヴィがスーパースターに駆け上った時期。

大学時代は洋楽一辺倒、特にハードロック系中心で、観る歌番組はベストヒットUSAが中心。
特にボン・ジョヴィが大好きで、「You Give Love A Bad Name」や「Livin' On A Prayer」は丸2年聴き続けた。

来日して、確か「ミュージック・ステーション」に出演した時だったか。
ジョンのふとした動きで、かぶせ(口パク)であることが判明した。

その時の映像は、今も鮮烈に記憶に残っている。
あれは、口パクであることが分かるように、意図的にそう動いたのかもしれない。
ジョンの瞳が、悪戯っ子のようにカメラを覗いていた。

あれから30年。

今改めて、口パク問題に直面している。
男女関係なく、一般にアイドルと分類される人気グループでは、新曲初披露やTV初登場などで、
俗に「かぶせ」と称される口パクが、事務所の戦略として当たり前のように行われているらしい。

そう言えば、黄金期のモーニング娘。でも、プッチモニの歌がどのパフォーマンスでも同じに聞こえていた。

さて、なぜ今なのか。何でこの問題に今改めて直面しているのか。

それは、欅坂46の東京国際フォーラムにおけるデビュー直前の初単独公演のパフォーマンスだった。
てち(平手友梨奈)のソロ曲「山手線」で、まるでコーラスかのように、てち本人の声が重なって聞こえてきた。

これが、「かぶせ」という手法だった。本当は、判らないようにもっと上手くやるらしい。
早速ネットで調べてみたら、事務所の戦略的思惑があっての常套手段とのこと。

理屈では分かった。仕方ないとも思う。
しかし、今やTVでは数少なくなった生歌披露の機会に、口パクというのは気持ちの上で納得できない。
楽しみにして観ているのに、口パクで聞こえてくる歌はCDのまんまというのは、悲しい限り。

そこから私の、乃木坂46のパフォーマンスで、「下手歌探し」「外れ音程探し」が始まった。
つまり、下手なら「生歌」、「ライブ歌唱」だということだ。

愛しの乃木坂ちゃんに失礼だが、やはり歌は下手だ。
あれだけビジュアルが飛び抜けているのだから、音痴には目をつむろう。

歌とヴィジュアルで人を魅了したアイドルは、松田聖子、中森明菜、浜崎あゆみ くらいまでか。
おっとっと、スピードも居た。彼女らのレベルは高かった。今のハロプロ系もしかり。

問題なのは、愛しの乃木坂ちゃんだ。
でも、いい。可愛いから許そう。

なぜかというと、可愛くなければアイドルではないからだ。

さっしー(指原莉乃)は、バラエティ番組のMCやゲストとしては大好きだが、
AKB48、もしくはHKT48で、アイドルとして見ると、完全に場違いな存在として浮いてしまう。
愛しの乃木坂ちゃんとの、あまりにかけ離れたビジュアルのレベルに、気分が悪くなってしまう。

アイドルという商売は、本人の努力などではなく、天性のヴィジュアルが9割方を決定するということだ。
ぶちゃいくは、タレントとして通用しても、アイドルではない。

ハロプロの、例えばエース級のモーニング娘。’16 は、確かに歌もダンスも素晴らしい。
聴いていて、観ていて、安心してパフォーマンスを楽しめる。

でもそれは、彼女らのアイドルとしての完成度を意味するものではない。
彼女らは、アスリートだ。歌が上手くて、踊れるだけなら、アスリートだ。アイドルではない。

だから、乃木坂ちゃんの前にはまっていたE-Girlsも、今はそれほど魅力を感じなくなった。
いくらダンスが上手くても、いくら歌が上手でも、ヴィジュアルが伴っていなければ、観ても仕方がない。

E-Girlsは、ダンスのためのダンスを行っている。
ダンスとは、ヴィジュアルを一層引き立てるための装置であり、アスリートのパフォーマンスではない。

そうは言っても、乃木坂ちゃんの生歌はヒドイ(生ちゃんは上手だけど)。
アイドルでも一応歌手なんだから、日々のトレーニングはしっかりと積んでほしい。

ただ、“生歌は下手”という乃木坂ルールのおかげで、
そのパフォーマンスが生歌なのかかぶせなのか、探ることができている。

やきもきせず、開き直って聴けるように、最初に「生歌」か「口パク」かを表示してくれたらいいのに。
口パクの時は、音楽に合わせたダンスパフォーマンスとして楽しむから。

乃木坂ちゃんなら、ヴィジュアルだけでも公共電波で拡散するに十分耐えうる存在なのだから。

さっしー、・・・・・・勘弁してほしい。吐きそうになる。
あなたが居なくても、HKT48は大丈夫だよ。

2016.07.29

『シン・ゴジラ』 最高 ‼

映画 『シン・ゴジラ』、初日に観た

結論は、「最高
ゴジラ第1作に次ぐ傑作に仕上がっている。

SF特撮映画として、『スター・ウォーズ フォースの覚醒』を完全に上回っていた。
もちろん、記憶に新しいハリウッド版『ゴジラ』とは比べ物にならない完成度の高さ。

ディズニーが姑息な “守り” に逃げた『フォースの覚醒』に対し、
『シン・ゴジラ』の勇気ある “挑戦” にまずは盛大な拍手を送りたい。

古くからの日本の特撮映画に思い入れの強い庵野秀明監督の作品とあって、
劇場には生粋のゴジラ・ファンがたくさん集まっていたようだ。
観客のほとんどがエンド・ロール最後まで席を立たず、最後に拍手が沸き起こった。

ハリウッド映画の必須フォーマットである、観客に媚びを売る余計な “家族愛” や、
ゴジラ映画を子供向け茶番におとしめた、悪しき “怪獣プロレス” を排除している。
私が常々望んでいる、マクロスから “三角関係” と “歌” を排除した処理に近い。

本作では、巨大生物の脅威に対する国家的な危機管理にだけ焦点を絞っている。
マクロスもそうあって欲しい。まずは、空陸の格闘戦を徹底的に追求するべきだ。

『シン・ゴジラ』は、私のようなゴジラ・ファンはもちろん、一般の映画ファンや、
夏休みのご家族連れの方々にも是非劇場でご覧になっていただきたい。

個人的にうれしかったのは、私が昔住んでいた北品川に上陸してくれたことだ。
当時、「北品川(八山橋)がゴジラ日本初上陸の地」というのが私の自慢だった。
居住していたマンションも画面に映し出されたように思えた。

さらに、現在の勤務地周辺の “有楽町~虎ノ門~霞ヶ関” もゴジラに破壊された。
ゴジラ・ファンの私としては、光栄の極みである。

一言、気になる点は、主役の役者に設定人物としての説得力がなかったこと。
配役というのは難しいものだけれど、そこだけに大きなリアリティの欠如があった。

いずれにしろ、皆さんご自身で映画 『シン・ゴジラ』の完成度を確認してみてほしい。

2016.07.09

最悪の不良品『Windows10』

満を持して発売された『乃木坂46 3rd Year Birthday Live』ブルーレイを購入した。
7時間の大作だから、発売後初の週末に愛用PCの東芝ダイナブックで観ようとした。

するとどうだろう。全く機能しない。
PC内蔵のブルーレイドライブは、Windows10に対応していないとのこと。

いや、逆だ。
既存の機能に対応していないOSの方が、新製品ではなく粗悪で最悪な不良品ってことだ。

新機能を盛り込むことと、すでに利用している機能を不全状態に陥れることは、全く別の事柄である。
既存機能を生かしたまま、新機能を盛り込んでこそ初めて“新製品”といえる。

そんな当たり前な事も分からず実現できないマイクロソフトという会社及び技術陣は、PCユーザーを冒とくしている。
自らの技術力の低さを、顧客の物理的・精神的負担に転嫁しているからだ。事情説明や言い訳はどうでもいい。
この私が、乃木坂46の最新ブルーレイを観られないという事実を、どう補償するつもりなのか。

不良品Windows10の拡散はウィルスの拡散と同じ。マイクロソフト社による “PCテロ” だ‼ 
PC・ICT社会の住人達に、この理不尽なテロ行為を終息させてほしい限り。

2016.06.12

乃木坂46時間TV Vol.2

真っ当な事は何も手につかなかったが、素晴らしい週末だった。

前回、結成4周年記念でネット放送された「乃木坂46時間TV」をリアルタイムでは見損ねたが、
今回のVol.2はほぼ万全の態勢で、深夜のコンサート等の録画放送以外は、ほぼ観ることができた。

Vol.1の「生ちゃんのフィンランド民謡」や「あしゅのラジオ体操」に匹敵する破壊力抜群のプログラムは、
特に印象に残っていないものの、睡眠時間を除くと約40時間観続けた価値はあった。
レギュラー番組や歌番組だけでは伝わりきらない、メンバーの個性を色々と垣間見ることができた。

「乃木坂電視台」はもちろん、スタッフのアンケートで構成した「クイズ100人くらいに聞きました」
堀が企画した「2期生生誕祭」などを通じて、選抜メンバーの魅力を今まで以上に深く認識できたし、
TV露出の少ないアンダーメンバーや2期生についても、その個性を多角的に知ることができた。

また、書籍『乃木坂46物語』や映画『悲しみの忘れ方』などで、過酷な物語性だけしか知らなかった
初の舞台 『16人のプリンシパル』第1回 を観ることができた(初日の深夜に放送)。
翌日には、もっと進化した回の放送もあった。

それにしても、福神だけに限らず、選抜メンバーは凄い。圧倒的なアイドル力だ。

今回魅力を発見した2期生たちも、1期生トップメンバー達の輝きがあってこその魅力と言える。
少し好きになってきたアンダーの2期生達でも、画面が福神クラスのアップに切り替わったら、
圧倒的なビジュアルの差が顕著に表れてしまう。

やはり、白石、西野、衛藤、橋本、松村、生田、若月、高山、星野、齋藤、堀、生駒、井上ら、
乃木坂を引っ張っているトップメンバー達は、優れたビジュアルの上に高いタレント力を持っている。

CM無しの46時間生放送(一部録画放送あり)を見ていて飽きないのだから、凄いの一言に尽きる。
アイドル力の欠片もない指原莉乃が率いる猥雑なAKB48とは雲泥の差だ。
乃木坂46は2016年最強のアイドルグループだと改めて認識できた。

お姉さんメンバー達にも、最低あと3年は頑張ってほしい。
その間に、どれだけ若手(これからの3期生含む)が実力と人気を高めていけるか。

そこに乃木坂46の、いや日本のアイドル界の命運がかかっている。

2016.06.06

「あしゅ」のセンターに思う

ご存知、「あしゅ」こと齋藤飛鳥(⇒)。

今朝のTV-Tokyo『乃木坂工事中』で、乃木坂46の15thシングルのセンターに抜擢されたと放映された。

客観的に見て、乃木坂46の看板は白石、西野、橋本、生田、衛藤、星野、若月、高山、生駒、松村、桜井らなのだが、十福神(フォーメーションの1・2列目)が発表されている段階でふと、「白石、西野、橋本、衛藤はアイドルにしては“お姉さん”過ぎる」と感じた。

後輩の「欅坂46」、結成ホヤホヤの「けやき坂46」、これからの乃木坂3期生などを考えると、デビュー5年目の乃木坂46は、主力メンバーがもう完全にお姉さんで、もちろん魅力的で大好きだが、アイドル・ユニットとしては破壊力が弱まっているのも事実。

お姉さんたちの背中ばかり見ていると、いつの間にか星野やあしゅ(飛鳥)もお姉さんになってしまう。
芸能界は人気商売なので、“旬”を逸しないことが何より重要。

運営側がどう思っているか知る由はないが、最近人気急上昇中のあしゅをセンターに抜擢したのは、
AKB48グループが手こずっている、中心メンバーの若返りを一気に行うショック療法なのではないか。

私個人は、あしゅよりみなみ(星野)派なので、みなみが3列目というのは非常に残念だが、
あしゅほど個性が強ければ、欅坂46のてちこ(平手)ともタイマン張れるかもだ。

あしゅがセンターに立ち、両脇を白石・西野、橋本・生田が固めれば、ビジュアルも人気も盤石にしつつ、
若く新しいファンを取り込み、グループとしての新鮮味を演出することもできる。話題性も十分。

パフォーマンスを見るまで予断は許さないが、運営側の“奇襲作戦”は、大きく功を奏するに違いない。
西野がセンターから外れ、あしゅが最後に呼ばれた時、「やはり、そうきたか」と運営側の手腕に感心した。
最近の例に例えると、『スターウォーズ・フォースの覚醒』より仕掛けの完成度が高い。

一つ残念なのは、井上小百合が選抜落ちをしたこと。
個人的には、小百合、ちはる(斎藤)、純奈(伊藤)を選抜に欲しい。

2016.05.04

乃木坂46 3周年ライブBD!!

GWの真っただ中!
行楽というより、日頃やり残した事に忙しく取組む日々・・・。

さて、妹たち「欅坂46」はミュージックステーション初出場を果たし、
デビュー直後の各芸能誌のグラビアジャックも一息ついたところ。

ちなみに欅坂46での私の推しメンは、「菅井友香」嬢(↓→)。
センターの“てちこ”こと平手友梨奈ちゃんに注目が集中しているが、
それは欅坂ウォッチャー以外の一般人達による“世間の認識”。

個別握手会チケット売れ行きは、やはり菅井嬢がNo.1らしい。私財を注ぎ込む“マニアの認識”は、私の感性に近い。さすがである。

私としては、菅井嬢に松井玲奈さんのイメージを重ねて見ているのかもしれない。


同等に推しているのが、「けやき坂46」「長濱ねる」穣(→)。
HKT48宮脇咲良が、今や本家AKB48のセンターを務める存在であるように、
長濱嬢はアンダーではなく、てちこと肩を並べる欅坂グループのツートップになる。
彼女が歌う乗り遅れたバス』は、松井玲奈さんの卒業曲『前のめり』と並び、
何度聴いても毎回胸が熱くなる良い曲だ。名曲『命は美しい』並みに好きかも。

欅坂46には、てちこを中心とする魅力的なフロントメンバー5名の他にも、
菅井友香、守屋茜、渡邉理沙(べりさ)、土生瑞穂、志田愛佳、上村莉菜など、
お姉さん「乃木坂46」クラスの正当派美少女が揃っており、フロントを支えている。
さすが、2万2509人から選ばれた精鋭なだけある。

ただ、それを上回る3万8934人から選ばれた超精鋭がご存じ乃木坂46!!
マニアは好奇心が強く、新しいモノ好きだから欅坂ちゃんに目が行きがちだが、
やっぱり乃木坂46は、欅坂ちゃんより10倍は魅力的!!

既にセカンドアルバムの発売が発表され、付随する豪華イベント(抽選)の開催が告知されている。
私はくじ運が無い上に、1作目からアルバムは買わないことにしているので、本件はやり過ごすのみ。少し残念。

それはさておき、超絶嬉しいニュース。
待ちに待った 「乃木坂46 3rd Year Birthday Live 2015.2.22 Seibu Dome」
ブルーレイ&DVDが6月29日(水)に発売されることが決定した。私は昨日ネットで予約完了。

記憶に新しいデビュー4周年記念イベントは、会場確保の困難さなどから46時間番組のネット生配信となったが、
いくちゃんのフィンランド民謡や、あしゅのラジオ体操など、超絶おもろいコンテンツが満載だった。それが数ヶ月前。
つまり、1年以上待ってやっとCDデビュー3周年記念コンサート(西武ドーム)の映像が商品化された訳だ。

2015年から芸能界を席巻している話題の乃木坂46を、もう一歩詳しく知る上でも、このブルーレイ&DVDはおススメ。
デビューからシングル11曲目(命は美しい)まで、7時間かけて披露した全68曲が収録されているらしい。
良い曲ばかりだが、『命は美しい』以外でハマっている曲は『他の星から』と『まりっか17』。ライヴ映像が今から楽しみ。

名曲『命は美しい』が初披露された記念すべきコンサートだし、何といっても玲奈さんが在籍していた頃の乃木坂46!!
ブルーレイ&DVDを買って、今をときめく奇跡の美少女グループ「乃木坂46」の歴史的イベントを追体験しよう!!

Who is 「私」? -自己紹介-

1965(昭和40)年生まれの射手座A型、ありふれた日本人ビジネスマン。シンプルなラインで洗練されたデザインなどをこよなく愛す。

ロボットでは Zガンダム / 大張版ドラグナー / ダンガイオー、そしてVF-2SS バルキリーⅡ。ヒーローでは バットマン(映画版1&3) / イナズマン / 破裏拳ポリマー / ダースベイダー。

工業製品では70年代に日本を席巻したスーパーカー。実は1/43精密モデルカーの自称「世界屈指のコレクター」。本サイトとは別に、モデルカーの愉しみ方を伝えるウェブサイト『モデルカー学』全7章を2017年2月6日に開講(日本語部分のみ)した。

新進女優では平祐奈さんと広瀬すずさん。グループ歌手では乃木坂46と欅坂46。基本はハコ推しだが強いて言えば、星野みなみ、堀未央奈、佐々木琴子、高山一実、岩本蓮加、菅井友香、長濱ねる、守屋茜、渡邉理佐などが推しメン。ひらがなけやきも意外と好きで、推しは齊藤京子、加藤史帆、渡邊美穂、小坂菜緒ら。二期生が加わってひらがやけやきは大化けする予感。

2017年6月25日から英国ロンドンに駐在(19年振り)し、2018年6月7日に日本に帰任。ロンドンでの欧州見聞録は『モデルカー学』のブログとFacebookに掲載中。

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