アニメの設定では、ゼントラーディ軍との戦闘で大打撃を受けた統合軍が、ほぼ無傷のままで獲得したゼントラーディ軍の自動兵器工廠(こうしょう)衛星から、彼らの軍事技術を導入したことになっています。
特に、バルキリーの弱点である変形時の強度や速度を克服するため、ゼントラーディ戦闘スーツの間接及び動力伝達系の技術を積極導入し、2060年代初頭から、VF-XXシリーズの開発に着手したそうです。
本機の後継機であるVF-2SSでは、ゼントラーディのヌージャデル系強化服の技術を導入し、2072年に実用第1号機がロールアウトしたという設定です。
VF-XXの本画稿は、大畑晃一氏によるイラストです。基本デザインに、藤田一己氏が関わっていたかどうかは不明です。いずれにしろ、VF-2SSの技術的な原型がこのVF-XXという設定なら、初代バルキリーのカクカクしたデザインが、曲線調の滑らかなデザインにリファインされた経緯に納得できます。そういう意味で、本機をここで紹介しました。
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