VF‐2SS は VF‐1 を踏襲しながらも、未来的でシャープなデザインは今も劣ってないと思っています。ですが立体化には恵まれず、意外と資料も少ないため、なかなか製作当時まで納得できる物はできませんでした。
製作に際し、モデラーなら誰もが思うことですが 『3段可変を忠実に再現したい』、これが一番の目標です。また、基本的にキットを生かしつつ製作に当たっています。
ノーマル化に関する加工は、それ程難しくないのですが、一番の難所は尾翼スラスターの展開方法ですね。当時試行錯誤した結果、スラスターにスイング軸を設け、接続可変させる方法に辿りつきました。今ならネオジム磁石を使用したやり方が、一番忠実なシークエンスが実現できると思います。
それでも、自分が注げる技術はすべて投入した作品です。ですが、「完全な3段可変」 を再現していないので、個人的にはまた再チャレンジしたいと今も思っています。
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