2016.03.28
奇跡のグループ・乃木坂46の妹分、欅坂46が遂に地上波放送デビューを果たした。
3月26日(土)深夜25:53~27:23放送のTBS番組、CDTVスペシャルフェスにおいて。
ライヴ・パフォーマンスが披露されたのは、3月11日(金)国立代々木競技場第二体育館。
TV番組では、そのフェスでのパフォーマンスが録画放送された。
2015年に「乃木坂46ファン」を自認するようになって、その妹分である欅坂46には、
結成以来ずっと、冠番組の『欅って、書けない?』や雑誌等の一般メディアで着目していた。
オーディションを通過してすぐ始まったバラエティ番組だったため、彼女らは色々な面で素人の域を出ておらず、
少しグダグダな姿がフィーチャーされていたことから、どういう仕上がりを見せるか少し不安だった。
最近になって、デビュー曲のタイトルが『サイレントマジョリティー』と知った時、乃木坂46の柔らかくおしとやかな印象とは、
かなり異なる路線で攻めるのだろうと、うっすらとは感じ取っていた。
いざ、放送でライヴ・パフォーマンスを見てみると、想像以上のハード路線だったので、印象の変化度合に驚いた。
期待を大きく超える仕上がりに、さすがプロのプロデュースだと感じた。もちろん、本人達の頑張りもあってのこと。
衣装が『進撃の巨人』を連想させるような色とデザインで、振りや「集団行動」的な動きが軍隊風であること、そして、
恋愛がテーマではなく、AKB48の『リバー』や平原綾香の『ジュピター』、乃木坂46の『命は美しい』のような、
生き方をテーマにした歌詞であるため、デビュー・シングルにしては特異な存在感を示せるのではないだろうか。
今回は選抜方式を取らず、20名全員参加の大所帯であることと、腕グルグル回しの振りなどから、
E‐girlsのハイスクール・ラヴを彷彿とさせるが、もちろんダンスに関してはそこまでのキレは無い。
ちなみに、27日(日)深夜の『欅って、書けない?』で、スタジオ収録のパフォーマンスが初放送された。
なお、17日に東京国際フォーラムで行われた『欅坂46生中継! デビューカウントダウンライブ!!』では、
持ち歌全6曲が披露された。「けやき坂46」(通称:ひらがなけやき)の長濱ねるを加えた21人が総出演。
オーディション最終審査を欠場したにもかかわらず、特例で事後加入が認められただけあって、中々の逸材。
欅坂46のデビュー曲選抜フロントメンバーを従え、長濱ねるセンター曲「乗り遅れたバス」を堂々と披露した。
彼女自身の、そしてこれからの「けやき坂46」の可能性を、大いに期待させるパフォーマンスだった。
今後の“ひらがなけやき”の動向によって、本隊・“欅坂”のメンバー構成にも変化(激震?)が生じるだろう。
仕掛け人(プロデューサー)達がどういう未来図を描いていくのか、2曲目以降の展開を楽しみに見ていきたい。
当分は、乃木坂46と同様、“ハコ推し”で彼女らの活躍を応援していこうと思う。
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